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サブタイトル「ドン・キホーテよ、デタラメに行け」について

 私が大学に入学したのは1970年。安田講堂事件の翌年。まだまだ大学紛争の盛んなころだった。大学はタテ看板と落書きとヘルメットにあふれていた。

 数年後には内ゲバが始まり、私の通う大学では革マル派の学生が中核派の学生を大学構内でリンチして殺すという事件が起こって、大騒ぎになった。ひところ、銭湯に行くと、指名手配のビラに大学の顔見知りの顔が張り出されていたものだ。

 そんな時代、教室の落書きに見つけたのが、このブログのサブタイトルに選んだ「すべての道がローマに通じるなら、ドン・キホーテよ、デタラメに行け」という言葉だった。

 当時、私は、今の私からは想像もつかないと思うが、サングラスをかけ、髪を肩まで垂らし、下駄をはいてタバコをふかしながら歩く、いわばバンカラの無頼漢だった。革マルとも、ほかのどのセクトとも距離を置いていたが、反体制的意欲にあふれていた。

 そんな私は、この落書きに強く打たれた。

「どうせ人間は死んでしまう。堅気に生きようとドロップアウトして生きようと、どうせ死ぬのに変わりはない。だったら、デタラメに生きようではないか」、そんなメッセージに思えた。しばらく、この言葉が私の人生のモットーだった。

 私は、小論文を指導し、論理的な文章を書くことを提唱し、「頭がいい人、悪い人の話し方」などといって世俗的な本を書いている。だから、私を個人的に知らない人には、驚かれる。が、この言葉は、私自身にぴったりくる。

 最近になって、これが新居格という、私が生まれたのと同じ1951年に死んだ昭和初期のアナーキストの言葉だと知った。この人物に大いに関心を持ちはじめている。インターネットで仕入れたくらいの知識しかないが、もう少しこの人物を調べたいと思っている。

 明日は、フランスに向かう。パリに2泊して、その後、ナントに移動してラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日音楽祭)を聴きまくる。それについては、後ほど、報告する。

 それにしても、まだまだブログに慣れない。仕事とフランス行きの準備で忙しいというのに、ブログに膨大な時間をとられる。いちいち、勝手がわからない・・・。が、ぼやいても仕方がない・・・

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