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ハーディング指揮の『サロメ』DVDも素晴らしい!

少し日記風に・・・

319日午前  「かんづめ」になっていたホテルをチェックアウト。肩と腰が強烈に痛むので、帰りにマッサージを受ける。

・午後~夜  一眠り後、留守中に届いた雑誌記事を校正。そして、紀伊国屋書店で販売する新刊『新・大人のための〈読む力〉、〈書く力〉トレーニング』(新評論)250冊にサイン。くたくたになったが、ホテルでの原稿の続きを書いた。

320日午前  多摩大学卒業式に出席。開始直前から、ちょうど終わるころまで、大雨だった。多摩大学には今年度から勤め始めたので、教えた卒業生はごく少数だが、大人に見える彼らを頼もしく思った。

・午後  謝恩会にも出席予定だったが、腰が痛むので、立食パーティは辛いと判断して、帰宅。一眠りしたら、少し楽になったので、ホテルで書いていた原稿の残りにかかった。

・夜  原稿完成。月曜日からのホテルでの「かんづめ」を含め、5日間で1冊を書き上げたのは、最短のタイ記録! 

321日 午前 多摩大学の系列校推薦入試の面接担当。

・午後  少しハードに仕事をしすぎたので、自分への慰労をかねて、ハーディング指揮、リュック・ボンディ演出のミラノ・スカラ座の2007年の『サロメ』DVDを見た。

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 サロメ役は、先日見たフィリップ・ジョルダン指揮のものと同じナディア・ミヒャエル。圧倒的! 今後、サロメはこの人に集中するだろう。カラヤン時代のベーレンスに匹敵する素晴らしさ! 強靭で美しい声、迫力ある声の演技、演技力、容姿(もちろん、オペラ歌手としては、だけど)ともに、申し分ない。

 どうしても、ジョルダン指揮のDVDと比べてしまう。

 ヨカナーン役のシュトルックマン(実演も含めて、10以上の演目を見たと思うが、なぜか私はこの人の顔をいつまでたっても識別できない! むしろ癖のある声で彼だと気づく)、ヘロデ役のペーター・ブロンダー、ヘロディアス役のイリス・フェルミリオン(なかなか妖艶!)、ともに素晴らしい。しっかりと聞き比べたわけではないが、フィリップ・ジョルダン指揮のものよりも全体的にはレベルが高いかもしれない。

 演出は、ドホナーニ指揮、マルフィターノがサロメを歌ったDVDと同じだが、豊満なエロスが魅力のマルフィターノと細身で鋭利なミヒャエルとでは、かなり印象が異なる。ジョルダン指揮のマクヴィガーによる血みどろになる演出と比べると、私としては血みどろの演出のほうが好みだった。

 指揮については、私はフィリップ・ジョルダンのほうに強い感銘を受けた。ジョルダンのほうがオペラ風にドラマの起伏を描こうとするケレン味があるように思う。ハーディングは『サロメ』を演奏するには真面目すぎるように思った。が、もう一度よく聞き比べてみないと、正確なことはいえない。

 いずれにせよ、DVDになっている『サロメ』では、最近の2種類ともに素晴らしい。『サロメ』は中学生のころから大好きなオペラなので、立て続けにこのようなレベルのDVDが出たのが、うれしい!

 明日は『12歳の文学賞』の授賞式。私は審査員の末席を汚しているので朝から出かけなければならない。

 新刊の校正など、明日までに仕上げなければならない仕事がかなりある。今晩、またせっせと働かなくてはいけない!

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