12歳をあなどってはならない!
11時から、小学館主催の第三回「12歳の文学賞」授賞式に審査員の一人として参加。場所は、大崎駅近くのゲートシティ大崎。オープンスペースでの催しだった。
私のほかに審査委員として、何と『バッテリー』などで有名なあさのあつこさん、そして、『毎日かあさん』の西原理恵子という豪華な顔ぶれ。
お二人とは、第一回からの馴染みなので、一緒に写真をとった。二人とも、知性、感性に優れ、おしゃべりのとても楽しい人たち! さすが一流の人は違う!
特別審査員として、アイドルの中川翔子さん。来年の特別審査員のベッキーさんも登場。そばで見ると、ほんとに可愛い! 脚の長さ、脚の細さに驚く! まあ、決して細いとは言えないうちの妻や娘を見慣れているせいもあるだろうけれど・・・
ベッキーさんとのツーショットの写真も撮ってもらったが、ネットで公開しないでほしいと念を押された!
今年の大賞である中石海くんの「陽射し」などを表彰。「樋口裕一賞」を授賞した「ぼーずは今日もたんしゃに乗る」を書いた米沢歩佳さんが、私が表彰。ともに素晴らしいと思った。
『12歳の文学 第三集』(小学館)にこれらの作品が収録されているので、是非読んでいただきたい。今の小学生のレベルの高さに驚くことだろう。そして、将来が頼もしくなる!
この二人に限らず、どの入賞者も、審査の時、文章を読んで、その文体の素晴らしさ、感性の豊かさに驚いたが、本人を目の前にすると、まるで子どもなのに、あきれる! 12歳、つまり小学六年生なのだから、当然なのだけど・・・
昨年の大賞受賞者、「ヘチマと僕と、そしてハヤ」の三船恭太郎君も来ていた。私は、三船君を大天才だと思っている。彼の作品を「三島由紀夫レベル」と最初に表現したのは私だ。「花ざかりの森」を書いた三島少年と同じくらい、いや、それ以上恐ろしいほどの才能を感じるからだ。が、彼が三島レベルになれるかどうかは、彼自身のこれからの生き方にかかっている。
授賞式の後も、トークショーなどにも参加。その後は、いくつかの取材を受けた。ともあれ、疲れた。へとへとになって帰ってきた。
考えてみると、猛烈にハードな1週間だった! ふつうに大学の仕事をこなし、日常的な仕事もした上に本を一冊書き上げたのだから。
明日一日だけは休憩して、火曜日から次の本にかからなければならない。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 心外だったこと(2019.02.04)
- 拙著3冊刊行 「受かる小論文の絶対ルール 改訂版」「頭のいい文章術」「バカ部下を使いこなす技術」(2018.12.17)
- 拙著「65歳から頭がよくなる言葉習慣」、「小論文 これだけ!Q&A編」、「小論文これだけ! 模範解答 医学・看護・医療 編」(共著)刊行(2018.10.15)
- さらば、長年使用した机よ(2018.09.07)
- 拙著「何もしない勇気」(幻冬舎)、「発信力」(ゴマブックス)発売(2018.08.03)
コメント