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音楽による世界紀行コンサート!

 藤沢市民会館で、「音楽による世界紀行」というテーマでコンサートを開いた。いちおう、私が監修ということになっている。私の司会で進行した。

 フルートの山形由美さん、ソプラノの天羽明惠さん、ギターの荘村清志さんが演奏。前半は、フルートとギターによるエルガー作曲の「愛の挨拶」に始まり、イギリス、ドイツ、ハンガリー、フランス、スペイン、ブラジル、アルゼンチン、日本の曲を紹介した。

 私のしゃべりはともかく、素晴らしいコンサートだったと思う。

 私が何よりも圧倒されたのは、天羽さんのソプラノだった。私はずっと前から天羽さんのファンで、これまでもいくつか聞いてきたが、そばで聴くと圧倒的。ものすごい迫力! しかも、フランス語の歌も、実にフランスっぽく歌ってくれる。日本語の歌も、実に言葉が聞き取りやすい。こんなにはっきりと聞き取れる日本語の歌は初めてだった。しかも、様々の表現のテクニックを持っている。色っぽかったり、迫力があったり、やさしかったり、美しかったり。とりわけ、ドリーブの「カジスの娘たち」のピアソラの「リベルタンゴ」、そしてアンコールの「キラキラ星変奏曲」は鳥肌が立った。

 山形さんのフルートも容姿も実に美しい。フルートという楽器の性格上、ド迫力というわけにはいかないが、清潔で高貴で繊細。最初の、「愛の挨拶」は少し硬かったが、だんだんほぐれてきて、イベールの「間奏曲」は、しみじみとした情感と秘めた情熱を聞かせてくれた。山形さんは、天羽さんと違って、情熱やドラマを表に出さずに、内に秘めようとする。それが山形さんの魅力であり、またフルートという楽器の特質でもあるのだろう。

 荘村さんのギターは、無駄なものをそぎ取った深いものになっているように感じた。「アルハンブラの思い出」にちょっと驚いた。以前、聞いたときにはもう少し外面的だったように記憶している。とはいえ、音楽にのめりこむのでなく、知的にコントロールしている。もっと本格的に聞いてみたくなった。7月にビルバオ交響楽団との公演が日本であるという。是非、聴きたい。

 私のしゃべりは、まずまず。自分としてはうまくできたほう。が、あくまでも主役は三人だ。観客は、きっと三人の素晴らしさに圧倒されたようで、大喝采だった。私は、世界で最も偉いのは作曲家で、次は演奏家、その次が小説家と詩人・・・と考えている。

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 公演後、みんなで写真を撮った。演奏家と一緒に写真をとることだけでも、私には夢のようだ。

 公演が終わってから、藤沢市民会館内のレストランで雑誌「SPA!」の取材を受け、車で自宅に帰った。高速道路1000円の影響なのか、猛烈な渋滞だった。政府のばらまき政策に改めて怒りを覚えながら、帰宅した。

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