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我が家の犬の不思議な習性

 我が家には、6歳のメスの柴犬がいる。名前はライム。狭い庭に柵を作って、その中で放し飼いにしている。その犬の不思議な行動に悩まされている。

100_0008  残念ながら、もともとあまり賢い犬とはいえない。「お座り」と「お手」と「待て」くらいはわかるが、それよりも高度なことになると理解している様子は見せない。一時は家族全員でいろいろと教えようとしてみたが、のみこみが悪いので、みんな挑戦しては、しばらくして諦めた。

 しかも、我が家に来る前、1歳くらいまで檻の中に入れられていたらしく、人間にあまりなつこうとしない。我が家全員で愛情を注いでいるつもりなのに、家族が家に帰っても嬉しそうに寄って来ることもない。私たちが出かける時も、特に感情を示さない。散歩に連れて行くときと、えさをもらう時に尻尾を振るくらいだ。

 そのライムの不思議な行動というのは、ひとことでいえば、自ら立ち入り禁止区域を作っているらしいことだ。

 かつては、ライムは庭全体で遊んでいた。庭といっても、たいした広さではないが、そこを自由に動き回っていた。ところが、だんだんと庭の中で立ち入らない区域ができてきた。今では、庭の半分以上の区域に立ち入ろうとしない。まるでタブーの場所、ハイってはならない地域を自分で作ったかのようなのだ。

 時には、自分の小屋から出口まで、決まった道筋しか通ろうとしないことがある。まるで、その道筋以外には地雷が埋まっているかのように、そこだけを通る。しかも、それがまっすぐの道筋ではない。途中でコンクリートを通り、小屋を抜ける彼女なりの道筋があって、それをあくまでも守ろうとする。彼女の立ち入らない区域におやつを置いても、そこまで行こうとしない。首輪をつかんで無理やり立ち入らせようとしても、怯えて進もうとしない。どこかに行く時も、戻る時も、数十センチ幅の道筋だけを通る。そして、そんな時には、しょんぼりとして、何かを怖がっているように見える。食事も捗らない。

 ただ、そのように極端な状況は長続きしない。数時間、あるいは数日でそれは終わり、しばらくたつと、それ以前がウソのように、少し前まで立ち入り禁止だった区域にも足を踏み入れるようになる。ところが、もう治ったかと思うと、また同じような状態になることもある。

 そして、確実にいえることは、そうしながら、だんだんと行動範囲が狭まり、立ち入り禁止地域の面積が増えていっていることだ。このままの速度で立ち入り禁止地域が増えていったら、来年か再来年あたりには、ライムの居場所はなくなってしまいそうで心配だ。

 一体彼女が何を考えているのかわからない。何かを怖がっているのか、それともほかに事情があるのか。はじめは、雨が降ったり雷が鳴ったりするときに怖がって行動範囲が狭まると思っていた。だが、それでは説明のつかない場合が多い。ネズミなどの小動物か虫でも怖がっているかとも思うが、そう考えても辻褄があわない。結局、よくわからない。

 初めて、我が家のペットの話を書いた。どなたか、これを読んだ方で、うちのペットの心理状態がお分かりの方がおられたら、是非教えていただきたい。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

興味深いですね

小枝にしばられた象や コップに入れられたノミのような話し に似て異なるんでしょうし

まるで 何かに怯え 世を信じれなく引きこもる人間の心理?にもリンクするような気もします

逆に考えれば 自分だけの聖域があるということでしょうか?

投稿: 509号室 | 2009年7月19日 (日) 22時48分

典型的な強迫神経症の症状ですね。
きっと、パパとママの愛情が足りなかったのでしょう。
精神科へ受診させましょう。

投稿: | 2009年7月20日 (月) 05時51分

509号室様、そして無名の投稿者様

(無名の投稿者さんも、真面目に助言してくださったものと信じます)

少し、大袈裟に書きすぎたかもしれません。
ふだんは元気なのです。人間にあまりなつかないとはいえ、尻尾を強く振って大喜びしてばたばたと寄ってくる・・・ということはないものの、呼べばやってきますし、家族が近寄ると嬉しそうに尻尾を振ります。散歩の時などは大はしゃぎです。ただ、ほかの犬ほどの人なつこさを見せないのは確かだと思います。
そして、3日に1日ほどの割合で、行動範囲が庭の3分の1ほどに限定されます。ひどいのは1週間に数時間くらいで、そのようなときには、本当に一定のルート以外は通ろうとしません。
そして、最近では元気なときでも庭の3分の1ほどの区域には、常に立ち入ろうとしません。彼女の立ち入らない領域から呼んでも、そこにおやつを置いても、こちらに来たそうな様子を見せるのですが、まるで絶壁から身の乗り出すような雰囲気で、ためらいながら、諦めてしまいます。
精神的に病んでいるんでしょうかね。我が家に来てからは、間違いなく愛情を注いでいると思うのですが、かつて辛い目にあったようですので、その影響も考えられるのでしょうか・・・

ライムの様子を見ていると、何も必然性がないのに自らタブーを作って、そこを開拓しようとしない人間の姿を連想してしまいます。人間も同じようなことをやっているよな、と感じます。

投稿: 樋口裕一 | 2009年7月20日 (月) 10時15分

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