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やはり、テレビ放送でもガッティに失望

 先日(9月9日)、8日に東京文化会館で見たミラノ・スカラ座東京公演の『ドン・カルロ』の感想を書いた。そこで、指揮のガッティへの不満を記した。

 フィリッポ二世を歌うルネ・パーペ、エリザベッタを歌うフリットリは最高、ロドリーゴのイェニスと宗教裁判長のコチェルガはなかなか。エボリのザージックと肝心のヴァルガスにはあまり感心しなかった。そして、何よりも指揮に問題を感じた。もし関心のある人がおられたら、9日のブログを読んでいただきたい。

 ちょうど、日本公演の少し前にNHK・BSのロイヤルシートで08年のスカラ座の『ドン・カルロ』が放映されていた。録画していたので、少し見てみた。

 もちろん、放送と実演はまったく異なる。映像の場合、歌手の容姿や演技力に大きな影響を受ける。音のとり方によっても、装置によっても印象が変わる。一概には比較できない。が、実演と放送を比べてみて、少し感じることがあった。

 実演よりもテレビ放送のほうがよかったのは、同じエボリを歌うジーザックだった。実演では、無理やり迫力を出そうとして一本調子になっていた。どすをきかせて声を張り上げるだけで、ニュアンスをなくしていた。だが、テレビで聞くと、十分にニュアンス豊かに聞こえた。その日の調子なのか、私の席のせいか。

 だが、ガッティの指揮はやはり、私は感心しなかった。私の聴いた実演よりはテレビのほうが音にニュアンスがある。が、やはりドラマが盛り上がらない。息を呑むような迫力がほしいのに、それがない。音が生きていない。歌をリードするのでなく、まるで、歌の後追いをしているかのような印象を受ける。独唱では歌手の力でかなりドラマティックになるが、重唱になると音が合わなくなり、力がそがれるのは、指揮者の力量のせいだろう。実演で聞いたのと似たような印象を、テレビでも抱いた。

 が、もう少し丁寧に聞こうと思って、飛ばし飛ばし再生しているうち、トラブルが起こった。なんと機械が動かなくなった!

 先日買って、設置に苦労し、操作に苦労したVARDIA RD-X8だ。いつまでも設置できず、インフォメーションセンターに電話してやっと見えるようになり、その後、不要な箇所をカットするにもダビングするにも、マニュアルをみてもできずに電話した。その機械が、今度はHDDもDVDも、再生しようとしても、早送りも停止も撒き戻しもリモコンが効かなくなる。何度やっても同じ。電源を入れることはできるが、それだけ。これでは使い物にならない。

 よくよく相性の悪いDVDレコーダーだ!! 

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