« 藤原歌劇団の『カルメル会修道女の対話』にちょっとがっかり | トップページ | 三枝成彰のオペラ『忠臣蔵 外伝』をみてきた »

ベルリン古楽アカデミーの『ブランデンブルク協奏曲』全曲演奏を聴いてきた

 厚木市文化会館でベルリン古楽アカデミーによる『ブランデンブルク協奏曲』全曲演奏を聴いてきた。満足!

 

 この団体の名前を知ったのは、20年以上前だろう。だが、この名称から受けるイメージがあまりに硬くいかめしいので、ずっと敬遠してきた。昨年のナントのラ・フォル・ジュルネでバッハの管弦楽組曲を聴いて、実に楽しい団体だと知って、遅ればせながらファンになった。私の住まいから近い厚木で『ブランデンブルク協奏曲』の全曲演奏を行うと知って、あわてて駆けつけた。

 厚木市文化会館は、音響的にはかなり問題がありそう。このホールでは音楽の「色」が薄まるのを感じる。が、音楽の楽しさに、そんなことはすぐに忘れた。バッハがスウィングしている! 第3番の終楽章の快速の弦の合奏にしびれた! そして、3番、4番、5番に登場した日系のミドリ・ザイラーのヴァイオリンの素晴らしさ! 古楽の響きなので、直接的にぐさりと胸に響く。初めてお顔を拝見したが、なかなかきれい! 

 

 実は私は、ブランデンブルク協奏曲はあまり聴かずにこれまですごしてきた。バッハで好きなのは、チェロとヴァイオリンとフルートの曲と宗教曲。が、改めて聴くと、ブランデンブルク協奏曲も実に素晴らしい。音の深さに圧倒される。厚木から我が家までの間、ずっと音楽の断片がなり続けていた。

 それにしても、こんな団体の演奏が、札幌と東京のトッパンホールと厚木と西宮でしか演奏されないとは、何ともったいないことだろう! もっと多くの人に聴いてほしい! かつての私と同じように多くの人が、「ベルリン」「アカデミー」という名称に恐れをなして、聴こうとしていないのではないか。ドイツのおじさん、おばさんが実に楽しそうに演奏する団体だということを知らずにいるのではないか。

 今年2冊目の本を、あと数時間で書き終えそう。これまで、ずっと原稿にかかりきりだった。そのため、演奏会にもあまり行かず、DVDもあまり見なかった。このブログもここしばらくあまり更新しなかった。たぶん、今晩までには間違いなく書き終わるだろう。

 明日から、しばらくゆっくりしようと思っている。

|

« 藤原歌劇団の『カルメル会修道女の対話』にちょっとがっかり | トップページ | 三枝成彰のオペラ『忠臣蔵 外伝』をみてきた »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/532807/47567275

この記事へのトラックバック一覧です: ベルリン古楽アカデミーの『ブランデンブルク協奏曲』全曲演奏を聴いてきた:

« 藤原歌劇団の『カルメル会修道女の対話』にちょっとがっかり | トップページ | 三枝成彰のオペラ『忠臣蔵 外伝』をみてきた »