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今年の12歳も恐るべし!

 今日(3月25日)、午後1時から小学館センタービル内で、12歳の文学賞の授賞式が行われた。私も、あさのあつこさん、石田衣良さん、西原理恵子さんとともに審査員のひとりでもあるので、出席した。特別審査員はベッキーさん。かなりの報道陣が押しかけていた。が、もちろん、報道陣の最大の目的はベッキーさん。

 大賞の宮井紅於さんの「もちた」という小説は素晴らしい。文学の香りが豊かで、なおかつ不気味。もしかしたら、数年前にこの賞を取った驚異の小学生・三船恭太郎君に負けない将来の大作家かもしれないと思った。

 優秀賞の「はけん小学生」(池田史・劉絹子)は物語の展開がおもしろかった。「ストップウォッチ物語」(渡邊道輝)も物語の展開が実におもしろかった。そして、残念ながら今日は欠席していたが、「樋口裕一賞」を取った本田美なつさんの「ミス・ホームズ 夏色のメモリー」もみごと! 小学生なのに、しっかりと辻褄があって、しかも探偵のキャラクターも鮮やかなミステリーを書いている!!

 授賞式に出て、受賞者がまるで子どもであることに改めて驚いた。こんな子どもがあんな文章を書いていたなんて! 初回から今に至るまで、毎回驚く。

 今年の12歳の文学賞の受賞作も、「12歳の文学賞 第四集」という単行本にまとめられている。是非多くの人に読んでいただいて、今の子どもたちの恐るべき力を認識してほしい。この中に、私も選評を載せている。

 実はかなりの疲労を覚えている。何しろ、ここ数日、かなりの大移動をしてきた。

 22日に福岡経由で私の実家のある大分県日田市に行き、80歳を越す両親の顔を見た。元気なので安心した。90歳になる伯母も来てくれた。杖を突いて歩くが、十分に元気そう。父は5人兄弟だが、全員が80歳を超えて健在。かなり長寿の家系だ。もしかしたら、私も長寿なのだろうか。ちょっと気が遠くなる・・・

 日田に一晩泊まって、翌日、大分市に移動。私が塾長を務める白藍塾は大分市にある岩田中学校・高等学校で小論文指導をサポートしているので、その関係でこのところ、私が少年時代をすごした大分市に行く機会が増えた。日田の実家に寄ったのも、この仕事のついでだった。

 無事、岩田学園での仕事を終えて、24日の夜、冷たい雨の中を東京に戻った。飛行機は、羽田に降ったあられのせいでかなり遅れた。もう春だし、九州行きなので暖かいだろうと思ってコートを着ていかなかった。九州でも、羽田でも、寒くてたまらなかった。

 ところで、大分空港内の寿司店「海甲」で出発前に寿司をつまんだ。実にうまかった!! 関あじも関さばも、ほかの魚も実にうまい。感動的なうまさ! ただ、大分なので、もう少し安いだろうと思ったのだったが、味に見合う値段ではあった。

 明日は、また白藍塾の仕事で、京都に行く。

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