モスクワ3日目 赤の広場、クレムリン
モスクワ旅行中、毎朝、早起きして、少しずつ原稿を書いている。9月中旬締め切りの本があるのに、まだ10ページ分くらいしかできていない。しかも、9月3日に帰国し、5日には京都に移動して2週間にわたって京産大で集中講義。焦っている。が、昨日、自分が書きたい方向が見えてきたので、何とかなるかも・・・
原稿を書くための目覚ましとして、文章に勢いをつける目的もあって、このブログを書いている。
モスクワ3日目は、赤の広場、クレムリンを中心としたモスクワ市内観光をした。私はツアー旅行にはなじまないタイプの人間だということもあって、かなり疲れた。何よりも、腰が痛み出した。9時過ぎにさっさと寝た。さっき目を覚ましたところ。
赤の広場やクレムリンについては、それなりの感想を抱いたが、それは一般の観光客の感想そのままだと思う。何しろ、耳にイヤホンガイドをつけて、文法や発音に日本語らしからぬところがたくさんありながらもたいへん流暢なガイドさんの解説を聞きながらの観光なので、足だけでなく、耳も疲れた。もちろん、ありがたい情報もたくさんあるのだが、もう少し聞きやすい日本語であって、もっと自由に行動できるとうれしいのだが。
最も感動したのは、自由時間に見たカザンの聖母聖堂でのミサの光景。アカペラで聖歌が歌われ、スカーフを頭にかぶった女性たちや男性たちが敬虔に祈りをささげていた。あまりに見事な歌なので、CDでも流しているのかと思っていたら、目の前の人たちが実際に歌っていた。司祭のような人も美しいバスの声で歌っている。これまで、カトリックやプロテスタントの宗教音楽はかなり聴いてきたが、ギリシャ正教はさすがに聞いたことがない。大いに興味をそそられた。ついでに言うと、私のような歌の下手な人間は、きっとギリシャ正教の世界では司祭は勤まりそうもないとも思った。
その後、横浜のご夫婦と合流して聖ワシーリー寺院の内部を見た。見事なイコンが壁中に装飾され、ここでもミサが行われていた。聖堂を少し登って、堂内を見て回った。フレスコ画によるイコンが壁じゅうにあった。いまだに私は「イコン」というものの意味が十分に理解できていない。そもそもギリシャ正教の教義も納得できていない。日本に戻ったら、少し調べてみたい。そして、何よりギリシャ正教の音楽のCDを探してみよう。
ところで、このブログに写真を入れたいのだが、持ち歩いているパソコンでそれを行うテクニックを持ち合わせていない。残念。
今日のうちに飛行機でサンクト・ペテルブルクに移動する。そのため、時間がない。そろそろ原稿にかからなければ・・・
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- GW前の京都の1日(2025.04.25)
- 長崎ひとり旅(2025.04.11)
- ロンドン・ダブリン旅行(2024.10.26)
- 歩行者の見えない国ブルネイ 旅行メモ(2024.07.05)
- バングラデシュ旅行(2024.03.11)
コメント