パリ到着
1月29日、エール・フランスの昼間の便でパリに向かった。
もちろんエコノミークラスなのだが、出発時間の30時間前からインターネットで搭乗手続きができ、席の予約もできると聞いて、やってみた。その際、すこしよけいにお金をはらえば、非常口横の席の、前の座席がないためにゆったりしている席を予約できるというので、頼んでみた。
機内のサービスや乗り心地そのものは大変良かったが、非常口横にする必要はまったくなかったと痛感。むしろ、目の前に座席がないので、ポケットにものは置けないし、乗務員が出入りするので落ち着かないし、いろいろな音がしてうるさい。後ろのほうの席はがらがらだったので、途中で後ろに移った。ちょっともったいなかった。
12時間の飛行の後、夕方、パリ到着。寒い。昼間の温度が0度だとのこと。
ホテルについて一息してから、オペラ座付近とサンミシェル付近を歩いてみた。2年前とそれほどの変わりは感じられない。
サンミシェル駅を降り立つ。若者がどっと歩いている。私が最初にフランスに来た時、この界隈が大好きで、よく歩いていた。当時は私もそのような若者の一人だった。が、考えてみると、あれから35年近くたっている。できたばかりだったサンミシェルの駅が、すでに古びている。
2年前に来たときにもブログに書いた記憶があるが、気になるのは、歩き煙草が異様に多いこと。若い女性もかなりいる。日本であまり見かけなくなっただけに、目に付く。
もうひとつおもしいと思ったのは、メトロのアナウンス。かつては、駅名も言わず、何の注意も言わなかったが、今はほとんどで駅名を言う。今回、どこかの駅で「電車とホームの間が離れているので注意」というアナウンスを聞いて驚いた。それにどの駅にも、次の電車とその次の電車が何分後に来るかが表示される。昔からは考えられない。
あらゆるところでアメリカ化が進んでいる。シャンゼリゼにスターバックスができて、人を集めているのにもびっくり。
ホテルは3星。学生の頃は星なしや星ひとつを泊まり歩いていたので、安ホテルは気にならない。むしろ、4星以上のホテルに泊まると落ち着かない。
パリには1泊だけで、しかも時間を大事にしたいので、空港からタクシーで時間も料金もそんなにかからないところで、できれば風呂付という条件で取ったのだが、風呂はない。
なかなかいいホテルで、気に入っているのだが、トイレには困っている。狭いところにシャワールームと洗面台とトイレがあるので、手で支えていないと、トイレのふたが落ちてくる。手で支えながら「小」をしなければならない。これがかなり難儀する。しかも、「大」のとき、しゃがむと、まっすぐに座れない。洗面台が張り出しているので、それを避けて身体をゆがめて、窮屈な思いで用を足している。トイレに関して、その後にももっと困ったことがあるのだが、汚い話になるので、ここには書かない。
なぜかパソコンをネットに接続できない。ipadももってきたが、これも通じない。海外での接続の仕方を前もって調べて、印刷してきたのだが、そのとおりやっているつもりなのだが、できない。ホテルの人に聴いてみようかと思ったが、一晩だけのことなので、我慢することにした。
一夜明けて、今、食事から戻った。食事はバイキング方式。なかなかおいしかった。
今、朝の8時をすぎているが、外は真っ暗。まだ外に出る気にはならない。9時すぎたら、パリの街をぶらぶらして、昼過ぎにシャルル・ドゴール空港に行って、リスボンに向かう。
(リスボンのホテルで、フロントの人に設定してもらって、やっとネットに接続できた。前に書いていたものを、さかのぼってここに移した)
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