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ラ・フォル・ジュルネ記者会見

 いよいよ、日本の2011年、ラ・フォル・ジュルネが始動した。今日、東京国際フォーラムで、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏を招いて、記者会見が行われ、「タイタンたち」と題して、後期ロマン派の音楽を中心に開催される東京の3日間のプログラムが発表された(今のところ、現地で配布されただけだが、おそらく、すぐにサイトでも発表されると思う)。同時に、びわ湖、新潟、鳥栖(とす)ではベートーヴェンが特集され、金沢ではシューベルトが特集されることも、正式発表された。

 佐賀県の鳥栖では、今年から開始される。市長が積極的に働きかけて実現したことが、アーティスティックプロデューサーの梶本眞秀氏によって明かされた。鳥栖は私の郷里である大分県日田市に近いので、できるだけの応援をしたい。鳥栖では、5月6・7日に開催されるとのこと。日程を調整して、聴きに行けそうなら、行きたい。

 直木賞作家の篠田節子さんとともに私も「アンバサダー」としてスピーチをした。はっきりした口調でしっかりと論理的に話す篠田さんと違って、なんだかモタモタとつっかえつっかえ、未整理なまましゃべってしまったような気がするが、気のせいであってくれると嬉しい。

私としては、ナントで聴いた今年の演奏が素晴らしかったことを伝えたかった。ついでに、私が書いた公式ガイドブック『音楽で人が輝く』がわかりやすい本であることを言いたかった。うまく伝わっていればいいが。言い足りなかったかなとか、ちょっと出しゃばって言いすぎたかなとか、つい反省してしまう。

 発表された東京のプログラムの中には、ナントで聴いて感動し、また聴きたいと思っていたコンサートもいくつかある。ナントで聴きたかったのに、別のコンサートと重なったために泣く泣く諦めたものもある。ナントでは見られなかった顔合わせもある。日本人の優れた演奏家の演奏も聴きたい。東京だけでなく、ベートーヴェンが特集されるびわ湖や新潟や鳥栖も魅力的なコンサートでいっぱいだ。

 すでに私は赤丸をいくつも付けて、行きたいコンサートの選択を始めた! が、いくつかの雑誌などから、楽しみにしている演奏などについて取材を受けたので、これ以上は、ここには書かないことにする。

 ともあれ、今日からずっと、今か今かと本番を待つことになる。今年は、できれば、びわ湖、東京、鳥栖と3か所に行きたいが、事情が許すかどうか。いや、そもそも体力がもつかどうか…。心配がないでもない。

 風邪がなかなか治らない。近くの医院に行って、インフルエンザではなく、軽い風邪だということは確認したが、まだ咳が出て、鼻水が出る。鼻をかみすぎて鼻の皮がむけ、鼻血まで出る始末。が、快方に向かっているので、明日には治ることを祈りたい。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

ラ・フォル・ジュルネ鳥栖事務局からです。
東京国際フォーラムでの記者会見お疲れ様でした。
鳥栖音楽祭の開催に向けて、準備を進めているところです
5月6日、7日にお会いできるのを楽しみにしております。

投稿: ラ・フォル・ジュルネ鳥栖 事務局 | 2011年2月18日 (金) 16時25分

ラ・フォル・ジュルネ鳥栖 事務局の皆様

コメントありがとうございます。
大学の授業日が重なりますので、大学に届けを出す必要がありますが、基本的に鳥栖のラ・フォル・ジュルネに伺わせていただくつもりでおります。
プログラムを拝見したところ、とても魅力的なコンサートが盛りだくさんで、何としても聴きたい気持ちになっております。
どうかよろしくお願いいたします。

投稿: 樋口裕一 | 2011年2月20日 (日) 10時49分

ラ・フォル・ジュルネのタイムスケジュールをみました。井上道義さん、下野さん、緑川さん、そしてコルボのブラームスとプラジャークSQあたりが楽しみですし、金さんのブルックナーは未知数なのでなんともいえないですがぜひ頑張ってほしいです。そんな中でも自分が期待を特にするのが ラーンキのロ短調ソナタとコロベイニコフのヘンデル変奏曲。これはどちらもものすごい演奏になりそうなので期待大です。それにしても最終日の最後に「四つの最後の歌」。これいい選曲ですね。ぜひ今年も賑わってほしいです。

投稿: かきのたね | 2011年2月25日 (金) 00時55分

かきのたね様
コメント、ありがとうございます。
そのほか、ヌーブルジェ、モディリアニ弦楽四重奏団、ソプラノのプスールにも注目してください。それから、マフチン、クニャーゼフ、マンゴーヴァのピアノ三重奏曲など聴きごたえがあると思います。私はピアノはあまり聞きませんが、ナントでは、ギヨーム・ヴァンサンが注目を集めていました。
きっと今年も大盛況になると確信します。

投稿: 樋口裕一 | 2011年2月26日 (土) 22時24分

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