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ナントのラ・フォル・ジュルネ初日の訂正と追加

 ナントのラ・フォル・ジュルネの報告を昨日書いたが、訂正して追加する。

 友人S氏からコメントがあった通り、私が「エイ邸宅管弦楽団」というへんてこは名称で呼んだオケは、王都デン・ハーグ管弦楽団と訳すべきだった。またこれは、ハーグフィルと呼ばれているものと同一らしい。これについては、メールでフランス語関係の音楽愛好者(私の尊敬する恩師の一人)が教えてくださった。訂正しておく。何も調べず、少ない時間で書いているので、発音など不正確なことが多いと思う。訂正いただけると、大変うれしい。が、もうちょっときちんと調べて書く必要がありそう。教養のなさをさらしてしまった!

 追加することがある。もう一つコンサートを聴いたのを忘れていた。予定していなかったのだが、最初に聴いたブラームスのピアノ協奏曲が思ったより早く終わった(つまり、かなり快速で飛ばした!)ので、急いでドミトリ・マフティンとアレクサンダー・ジンディン?(Ghindin)によるブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番と第2番に間に合った。プログラムにチェックを入れていなかったので、ブログにまとめるときに書くのを忘れていた。

 悪くはなかった。ドミトリー・リスとベレゾフスキーのブラームスのようニアロシア的になって衣類の出なく、ちゃんとブラームスを演奏していた。が、リハーサル不足なのか、第一番は煮えきれない演奏だった。きちんとした演奏の域を出ていなかった。が、第二番では、かなり熱がこもってきた。鋭くてきれいな音がほとばしった。ただ、ピアニストがリズムに少し変化をつける(解釈なのだろう)ため、少し合わないと感じるところが何箇所かあった

 とはいえ、なかなかの演奏。あと少し二人であわせれば、すばらしい演奏になると思う。この二人の演奏は何度かくまれていると思うので、きっとぐんぐんよくなるだろうと思った。

 ナントでのラ・フォル・ジュルネの初日は、どうしてもリハーサルが不十分になると聞いたことがある。東京の場合は、ナントのあとでもあり、日本人演奏家の場合はお互いによく知っていることが多いので、そんなことはないようだが、ナントで始めて顔を合わせた演奏家たちが組むことも多いようだ。今回の二人はまだ十分に理解しあっていなかったのかもしれない。

 つい先ほど、眼を覚まして、これを書いた。

 それにしても、ナントのボランティアは東京に比べると、本当に手際が悪い。開始時間になっても、まだ外に長い行列ができている。大ホールなのに、チケットを確認する人員が4人しかいなかったり、客も一箇所に固まって行列を作って別のもっと空いたところに回らなかったり。それに、大ホールでは演奏中も客を中に入れていた。途中なのに、前のほうの席を捜しながら歩く客がいたり、係員と何か小声で話していたり。

 とはいえ、こういう雰囲気が、和気藹々としてみんなで熱狂する雰囲気を作っているのだろうが。

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2011年ラ・フォル・ジュルネ」カテゴリの記事

コメント

樋口裕一様
フランス語の外国固有名詞の表記には悩まされることが本当に多いです。
La Haye は私も昔恥をかいたことがあったと思います。
Gênes とか Bâle とか Eschyle とかよく間違えている例を見かけますが、La Haye はその最たるものでしょう。
初日に夕方から4つも聴かれたというのでびっくりしましたが、5つ目もあったのですね!
マフティンは一昨年無伴奏を聴いて感心した記憶があります。今年も日本に来てくれればいいですね。
毎日のご報告を楽しみにしていますが、あまりご無理をなさらないように。

投稿: 山本 | 2011年2月 3日 (木) 23時45分

山本様
フランス語から離れてしばらくたつものですから、すっかり勘が鈍ってしまいました。以後、気をつけたいと思います。
といいつつ、すぐまた同じような失敗をしそうな気がします。
ともあれ、驚くべき充実のナントです。東京も同じように充実することと思います。ぜひ、東京のラ・フォル・ジュルネを楽しみになさっていてください。

投稿: 樋口裕一 | 2011年2月 5日 (土) 07時25分

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