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フォルテ サロン コンサート

 4月4日、多摩大学経営情報学部の諸橋学部長に誘われて、築地のスカイレストラン・ルークで第94回フォルテ サロン コンサートを聴いた。柳川一政氏のプロデュースするコンサート。日フィルコンサートマスターで、ソロ活動もしている木野雅之氏を中心とした演奏家によるディナー・ショーだ。東日本震災救援募金も兼ねている。木野さんの最近の活躍を耳にしているので、一度、ナマを聴きたかった。

 木野さんとピアノの平沢匡郎さんのデュオは、予想通り聞きごたえがあった。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ「春」は、初めのうちこそちょっと粗さがあったが、第四楽章は見事に盛り上がって感動的。「リベルタンゴ」などのピアソラの3曲もよかった。最後はラヴェルの「ツィガーヌ」。私の大好きな曲だ。しっかりとしたメリハリをつけて、この難曲を見事に演奏してくれた。

 ただ、私としては、この曲はもう少し遊びがあってもいいのではないかと思った。それはそれで迫力があるのだが、ちょっと、真面目すぎる気がした。もう少し、人を食ったようなしゃれっ気があるほうが、この曲は生きると思う。もちろん、これは解釈の問題だけど。それと、ピアノの調律が甘かったようで、音が濁っていたのが残念。

 そのほか、テノールの小山陽二郎さんと、ソプラノの見角悠代さんが演奏した。この二人も実に見事。小山さんは朗々たる声で堂々たるもの。音程もいいし、押し出しも立派。トスティの「四月」も、チレアの「アルルの女」からのアリアも素晴らしかった。また、見角さんもしっかりした発声、しっかりした音程によって、きれいな声で楽しい歌を聴かせてくれた。「春の声」のコロラトゥーラもすばらしかった。

 というわけで、大満足して帰った。

 ところで、東京渋谷区の素晴らしいホールであるHakuju Hallから、東日本大震災チャリティロビーコンサートの知らせが届いた。4月6・7・8日の昼12時から、数回にわたって、1階ロビーで無料のチャリティコンサートを開くとのこと。チェロの長谷川洋子さん、ソプラノの林美智子さんなどそうそうたるメンバー。私もおりを見て聴きたいと思っている。多くの方に聴いていただきたいものだ。詳しいことは以下をご覧いただきたい。

http://www.hakujuhall.jp/top/news/index.html

 今日で春休みは終わり。明日多摩大学の入学式が行われ、新学年が始まる。

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