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夏休みになったが、忙しい

 ザルツブルク音楽祭に向けて出発する日が近づいた。大学は夏休みに入ったが、それまでにきりをつけなければならない仕事が山積み。猛烈に忙しい。もちろん、ザルツブルクにもパソコンを持ち込んで、昼間は原稿を書く予定。

 しかも、できれば出かける前に、音楽祭の予習をしておきたい。オペラを中心に見るが、間違いなく日本語字幕は出ないわけだから、ストーリーはしっかりと頭に入れておきたい。バイロイト音楽祭の場合は、どの演目もこれまで何百回も見たり聞いたりしているので、心配ないが、ザルツブルクではそうはいかない。

ストラヴィンスキーの「ナイチンゲール」は、一度、コンサート形式で聴いた記憶はあるし、CDは何度か聴いたが、ストーリーがよくわからない。やっと英独仏の対訳を手に入れたので、出発前にしっかりと読んでおく必要がある。そのほか、ヴェルディの「マクベス」、チャイコフスキーの「イオランタ」、ヤナーチェクの「マクロプロス事件」もおさらいしておくほうがよさそう。

 夏休み中に聴こうと思って購入したCDも大量にあるが、まだ聴けずにいるものが多い。これらは、ザルツブルク出発前に聴くのは難しいだろう。

 ところで、これまで私の体調のことをブログに書いたところ、知人にその後の様子を何度か尋ねられた。その後について、ここに書いておこう。

かなり前、腰痛と膝痛に襲われた。つい先日まで薬を飲んだり、体操をしたりしていた。が、今はほとんど全快。違和感を覚えたときにあわてて体操をする程度になっている。

わきの下の痒みは、検査の結果、原因不明だったが、薬が効いたのか、自然に治ったのか、やっと痒みは感じなくなった。ただし、私はじんましん体質なので、身体のあちこちに軽い痒みはほとんど常に感じている。全快は難しいのかもしれない。しばらくの間、痒み止めの薬のせいで、眠気に襲われて、仕事が進まず、車の運転にも危険を感じた。

アルコールに頼らずに寝ようとして、寝酒をやめたことを書いたが、それについては、まずまず守れている。が、アルコールが入っていないと寝つきが悪いので、早く寝たいときにはやはりアルコールは欠かせない。今のところ、週に3、4日は寝酒を飲んでいる状態。以前に比べると、かなり酒量は減った。

ザルツブルク音楽祭の「影のない女」とバイロイト音楽祭の「ローエングリン」が今晩と明日の夜中にNHK-BSで放映される。「ローエングリン」は生中継らしい。地震など起こらず、画面に速報などが出ないで、無事に見られることを祈っている。

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コメント

ザルツブルクでは、ウィーン・フィルそのものがピットに入ってオペラを弾くので、タイトルを挙げられた1曲でもWPhなら羨ましいですね。三人のどの作曲家のオペラも、国立歌劇場管も含めて録音がありますね。まず『マクベス』は最近ベーム指揮のオルフェオ盤が出ました。しかし一度でも予習するお時間が出来るなら、シャイー指揮ボローニャ・オペラのプロダクションによる映画のLDがあります。舞台上演ではありませんが、このオペラを理解するにはまずこれでしょう。ライヴなら、確かシノーポリ指揮のベルリン・ドイツ・オペラのがありますが、むしろある程度曲に親しんでから接した方が、その面白さがわかります。いずれも東京文化会館資料室にあります。レコードなら、アバド指揮スカラ座によるグラモフォン盤がおすすめです。ただこの資料室はそろそろ夏休みを取って長期閉めるかも知れませんので、それについては予め調べていただくのが良いですね。小石川図書館なら貸し出しもありますが、文京区に在住か在勤でないと貸してくれないかも。しかし先生が、フィッシャー=ディースカウが主役のガルデルリ盤(ロンドン=デッカ)により興味をお持ちになったら、それもいい演奏です。後に挙げた二つはいずれもLPが、多分両施設にある筈です。シャイーやシノーポリのも含めて、いずれもシェイクスピアにまで還った優れた解釈です。尚このオペラの台本は、ほとんどシェイクスピアのオリジナル台詞を活かしています。もちろんある程度はオペラ向きに変更されてはいますが。もしオーソドックスな演出なら、イタリア語がわからなくてもドラマの進行が原作に忠実である事は理解出来る筈ですが、今回はいかがでしょうか。ヴェルディの初期のオペラですが、シェイクスピアへの畏敬の念が伝わります。
後の2曲は僕も全然聴いた事がないですが、予習材料には事欠かない筈です。ただ『イオランタ』のオケがWPhであるなら、国立歌劇場で上演された小澤指揮『オネーギン』のオルフェオCDが大変素晴らしいので、まだお聴きでなければ、ずっと後でザルツの余韻を愉しむためにでもとおすすめします。何しろソリストが豪華で名に恥じぬ歌唱を聴かせますし、オケの響きはウィーン・フィルそのもので実に美しい!ですよ。小澤も得意とするオペラだけあり、これがこの劇場へのデビューになったとは信じられない程の名演です。
ヤナーチェクについては、恥ずかしいですが何も申し上げられません。ただ一昨年のN響定期で、デュトワ指揮のグラゴル・ミサを聴いて、漸くこの作曲家の良さがわかって来ました。
ザルツブルクではコンサートやリサイタルも、いずれかはお聴きになりますか?ご帰国の後はお土産話を読ませて下さるのを、心から楽しみにしております。道中はくれぐれもお体に気をつけて。いってらっしゃいませ!

投稿: 崎田幸一 | 2011年8月13日 (土) 08時20分

補足します。東京文化会館は資料室のみならず、全館が8/19まで「保守・工事等のため」休館しています。このコメントは、現地の正面玄関のドアに貼ってある紙の前で打っておりますので間違いありません。調査不足をお詫びします。この会館は、今年創立から半世紀を迎えましたが、大変記念すべきバースデイ・コンサート (4/7)が原発事故の影響で中止になり、主催者側も、チケットを買って楽しみにしていた客も涙を呑んだのは記憶に新しいところですね。

投稿: 崎田幸一 | 2011年8月13日 (土) 17時27分

崎田幸一様
情報ありがとうございます。そうなのです。小石川図書館も上野の資料室も、しばしばコンサートの予習として利用していたのでした!
が、どうやら私の説明が不十分だったようです。「マクベス」も「ナイチンゲール」も「イオランタ」も「マクロプロス事件」も、CDや映像はかなりの枚数持っていますし、それぞれ10回以上は聴いているのです(「ナイチンゲール」の映像は入手できませんでしたが)。アバドの「マクベス」、とりわけ素晴らしい演奏です。マクダフを歌うドミンゴの凄さには圧倒されます。「イオランタ」は素晴らしいオペラですし、ロストロポーヴィチ指揮のCDは名演です。それに、私は一応ヤナーチェク友の会の会員ですので、「マクロプロス事件」も何度か実演も見ています。ですから、いずれも、音楽的には、ほぼ次にどうなるかは見当がつくくらいの知識はあります。
ただ、字幕なしでこれらを見ると、何が語られているのか十分に理解してみる自信がありません。とりわけヤナーチェクのオペラは何度見ても、ストーリーすらよくわかりません! そんなわけで、字幕がなくても、ほぼ台詞がわかるように、予習をしておきたいと思ったのでした。そして、その時間がないので、焦っていたのでした。
が、聞くところによると、今のザルツブルクは英語字幕が出るようですね。そうであれば、それほど神経質になる必要はなさそうです。ただ、私は日本語字幕のないDVDを見るときには、フランス語の字幕を選択します(仏文専攻でしたので、フランス語を忘れた今も、英語よりはまだしもフランス語のほうがわかるのです)ので、英語で十分に理解できるかどうか、心配ではあります。

投稿: 樋口裕一 | 2011年8月14日 (日) 00時41分

はじめまして、こんにちは。
来年慶応の法学部を受験しようと思い、
先生の出している本で日ごろ勉強しています。
ですが不安なんです!
今年は日本の大転換的出来事、大震災があったので、
来年の入試の小論文の出題テーマが、
大きく変わってしまうのではないかと・・・。
なので私にとっては日ごろお世話になっている
樋口先生にどうしても聞きたくて。
先生はどうお考えですか?教えてください。切実です。

投稿: 西 | 2011年8月14日 (日) 11時05分

西様
コメントありがとうございます。
震災後、小論文問題は大きく変わると思います。青春出版社から、今年以降狙われそうなも問題を解説した「試験にでる小論文
 10大テーマの受かる書き方」を来月あたりに出す予定です。よかったら、それを見てください。

投稿: 樋口裕一 | 2011年8月14日 (日) 23時20分

ありがとうございます!!
その本、必ず買います!!
やはり変わるんですね・・・。
めげずにがんばります!!
聞いてよかった(´∀`)

投稿: 西 | 2011年9月 8日 (木) 14時58分

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受信: 2011年8月17日 (水) 14時50分

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