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無念! ブロムシュテット+N響のブルックナーに台風のせいで行けなかった!!

 楽しみにしていたヘルベルト・ブロムシュテット指揮、NHK交響楽団によるサントリーホールでのシューベルトの7番とブルックナーの交響曲第7番の演奏。台風のために、行けなかった。

 私の住む地域では、午後、暴風雨のために都心に向かう電車が止まった。残るは車で行くしかない。着替えていざ出発しようとして、激しい風雨に恐れをなした。車で道路を走るのに恐怖を覚えるレベルの風雨だった。

 私は九州の生まれなので、子どものころにはよく台風を体験した。昔の台風は凄まじかった。東京に出てきてから、このような台風に出会った覚えがない。

 なにはともあれ、残念。最も嬉しいのは、主催者がさっさとコンサートを中止にしてくれて、後日、同じプログラムでコンサートを開いてくれることだったのだが、そうもいかなかっただろう。主催者の事情を考えれば、どんな台風でも強行するしかなかっただろう。

 今日、都心に出ていた人がうらやましい。考えてみれば、昼間のうちに都心に出ていればよかった! 夕方まで自宅で仕事をしようと思っていたのが、甘かった。悔やんでも悔やみきれない。

 台風が去って、庭に出てみたら、イチジクの木の幹が一本、根本から倒れていた。最も太い幹は少し傾きながらも、どうやら無事だった。倒れたのは、その横に生えているもう一本の幹。今回の台風に威力を思い知らされた。

 今回、ブロムシュテットはシベリウスとドヴォルザークしか聴けなかった。ラフマニノフとチャイコフスキーのプログラムは、京都産業大学の集中講義と重なった。最も好きなブルックナーが聴けるので、まあいいかと思っていたのだったが。テレビ放映に期待したい。そして、ブロムシュテットの次の来日を待ちたい。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

以前コメントしました者です。私はこのチケットは、売り切れで購入できませんでした。チェコフィルとのブルックナー8番をサントリーホ-ルで聴いたときは正直8番は苦手でしたが大変感動しました。7番は大好きで、(7番・5番・6番・3番の順ですが)N響でぜひと思っていましたが前述とおり売り切れでした。11日にはシベリウスを聴きに行きました。大変好きな曲ですが、初めて聴いたHilary Hahn程のインパクトはありませんでした。ブロムシュテットのシューベルト交響曲全集は、私の宝物です。クルトザンデルリンク氏が98歳老衰で亡くなりました。残念です。ご冥福を祈るばかりです。

投稿: brainforum | 2011年9月21日 (水) 22時53分

昨日の演奏会、暴風雨のなかタクシーを拾って何とか会場に辿りつくことが出来ました。ブロムシュテットが練りあげ、N響が奏でた21日の演奏会は「最高に素晴らしい」のひと言に尽きました。
が、客席は10分の1以下だったのではないでしょうか。これまで見たこともない程ガラガラでした。あれ程の素晴らしい音楽を生で聴けなかった方が沢山出てしまったのは本当に残念です。

投稿: カカオ | 2011年9月22日 (木) 15時51分

今年は天災が多くほんとうにたいへんです。ブロムシュテットはこのN響との一連の公演後、9/26に洗足でのチャリティコンサートがありますが、それが終わると来年秋のバンベルク響との来日公演が次の来日となります。その頃にはもう85才となってます。

いつのまにかベームが晩年日本に来日したころと同じくらいの年齢になってしまいましたが、毎年来日していただけるだけでもほんとうにありがたいです。ザンデルリンク氏が亡くなられたため、1980年以前にドレスデンで活躍した指揮者は、ブロムシュテットさんとトゥルノフスキーさんだけになってしまっただけに、ほんとうに貴重な存在だと思います。これからも健康に恵まれ末永く活躍していただきたいです。

余談ですが、そのドレスデンが来年ティーレマンとともに来日し、ブルックナーの7番やブラームスの4番を演奏する予定とのこと。こちらもたのしみです。

投稿: かきのたね | 2011年9月22日 (木) 18時03分

9月22日のコンサート聞きました。ブロムシュテットさんに大感謝です。シューベルトの未完成は、少々早いテンポ。輪郭がくっきり、あっさりした演奏のように感じました。弦バス、フルートが◎テンパ二のキレがもう少し欲しかったです。ブルックナーの7番は、一楽章のでだしからドレスデン時代全開でした。コンサートマスターの力は絶大です。一楽章が◎。鬼門の二楽章で後半のテンパ二が入ってからの最後、チューバ群からホルン群に渡るとき全音符の数えミスが勃発。ここ難しいですね。しかし、コンサートマスターの余裕!テンポよく事なきを得ました。三楽章は、流石の名人芸。テンパ二が少しとトランペットが少しとちりましたが弦も管も音程をしっかり保ってスリリングに演奏してました。終楽章。のっけから圧倒的に安定した弦に支えられ実にトレビアンな演奏。とにかく本領発揮の全体合奏は、メリハリが利いて実に見事でした。しかし、コーダの最後。魔の全音符連呼でやってしまいました。多分、リハでもかなりやるはずですがかなり中途半端に終わりました。楽譜通りといわれればそれまでですが…。ちゃんと数えてやるとまた難しいのかもしれませんが、解せません。ブロムシュテッドさん齢85になってもブルックナーの7番のやはり迷いの多いのには、ものすごい難しい曲なのだと再度認識しました。ともあれ、今ブルックナーをここまで見事に演奏できるのは、ブロムシュテッドさんだけかもしれません。思い浮かびません。今回の演奏会で一番の収穫は、一楽章。ドレスデン時代の名演奏が甦ってきました。弦バスとフルート、テンパ二とコンサートマスターは、かなり良かったです。全体のバランスも良かったです。かなりの偏見と独断で感想を書きました。慰めにもならないかもしれませんが参考まで。

投稿: 鹿嶋のひと。 | 2011年9月23日 (金) 01時18分

brainforum様
コメント、ありがとうございます。
そうですね、私も、シベリウスは、無意識的にヒラリー・ハーンと比べていたように思います。
ザンデルリンク、高齢とはいえ、残念でした。本格的なドイツ音楽を聞かせてくれる数少ない巨匠だったと思います。
私はすでに50年近くクラシック音楽を聴いていますが、これまで、何度、巨匠を失う悲しみを覚えてきたことか・・・。そのたびに残念に思います。

投稿: 樋口裕一 | 2011年9月23日 (金) 07時31分

カカオ様
コメント、ありがとうございます。
そうですか。そんなに素晴らしかったですか。
うらやましい限りです。「そうか、タクシーという手があったか」と思いましたが、あの時期にはタクシーも拾えず、私の住む多摩地区から都心へはタクシーも拒否したでしょうから、やむを得ないと思い返しました。それにしても、午前中から移動しておかなかった自分を責めています。

投稿: 樋口裕一 | 2011年9月23日 (金) 07時34分

かきのたね様
情報、ありがとうございます。洗足はちょっと難しいでしょうね。ブロムシュテットは元気いっぱいに見えますので、来年、きっと来てくれるでしょう。
ティーレマンがドレスデンと来るのは、知りませんでした。ただ、これまで日本で聴いたティーレマン、いずれも、バイロイトやザルツブルクで聴いたのとは別人と思えるような演奏でした。「かきのたね」さんもそのことを指摘なさっていたと思います。次回は、ヨーロッパでの演奏のような気合を期待したいものです。

投稿: 樋口裕一 | 2011年9月23日 (金) 07時39分

鹿嶋のひと。様
報告、ありがとうございます。慰めにならないどころか、無念さが増してくるばかりですが、演奏が目に浮かび、その演奏が伝わってきました。
が、きっと、私には、そこまで専門的には聞き取れないでしょうね。私だったら、細かいところは良く分からないまま、その迫力と美しさに圧倒されていたでしょう。かえすがえすも残念でなりません。

投稿: 樋口裕一 | 2011年9月23日 (金) 08時27分

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