横手市のこと、そして、いくつか販売された拙著紹介
10月11日、小論文の研修に呼ばれて、秋田県の横手高校に行き、先生方を前にして小論文についてお話しした。とても気持ちよく話をすることができた。夕食は平利(ひらり)という懐石料理の店でごちそうになった。由緒ある旅館らしい。とてもおいしかった。ホテルで一泊して、12日の夕方に帰ってきた。
秋田県は、今回初めて訪れた。横手は、昨日、最高気温19度、最低気温9度というから、関東に比べてかなり寒い。北上駅から横手まで、15年来の知り合いである鈴木勝博先生の車で送っていただいた。紅葉が始まっていた。トンネルをいくつも抜け、雪国の山村部を見ることができた。が、北の国に疎い私としては、鈴木先生に教えられるまで、家のつくりが深い雪に対応できるようになっていることには気づかなかった。言われてみれば、屋根の形も私の育った九州とは異なる。2階に行くための梯子がある。雪かきしやすいようにできている。
充実した二日だったが、かなり疲れた。
ところで、このところ、何冊、拙著が発売になっている。この機会に紹介させていただこう。
・試験に出る小論文 10大テーマの受かる書き方(青春出版・共著)
なにしろ私の本職は文章術指導者なので、これは大学入試小論文の参考書。大学入試の小論文試験に狙われそうな10のテーマを選んで、それをどのような視点で書けばよいのか、どのようなフレーズを頭に置いて課題文を読んだり、小論文を書いたりすればよいのかを解説している。これからの小論文試験は、今年の3・11によって大きな影響を受けるだろう。どのような課題が3・11を受けて出題されそうか、それにどう対応するべきなのかもまとめた。
文章を書くときに、誰でもできる簡単なテクニックを紹介。いまさら「頭がいい人」というタイトルは付けたくないのだが、出版社側の強い意向でこうなった。「大人のための文章道場」(角川文庫)、「ひとの心を動かす文章術」(草思社)では一般的な文章の書き方だったが、こちらはビジネス文書を中心にしている。
小学生にこそ、新聞を読んでほしい。そうすることによって、文章力、国語力だけでなく、社会的な視野を広げ、論理的に物事を考えられるようになる。中学受験、大学受験にも直接的に役にたつ。私はそのような指導を行い、講演なども行ってきたが、それをまとめたもの。小中学生にとっての新聞の効用、親がどのように子どもに新聞を読ませるか、などをまとめている。
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