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ファウスト+メルニコフのベートーヴェン・チクルス2

 2月17日、王子ホールでイザベル・ファウストとアレクサンダー・メルニコフのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏の2日目を聴いた。休憩なしで、6・7・8番の3曲のソナタ。これは正真正銘、最高の演奏だった!!

 初日の「クロイツェル」には少し不満だったことは、このブログに書いた。だから、今日は、ちょっと不安に思いながら聴き始めた。

が、6番、7番と上り調子に良くなるのを感じた。7番は緊張感にあふれ、張りがあり、二人の息がぴったり合い、まさしく知的な高揚にあふれた演奏だった。誇張するでもなく、技術をひけらかすのでもなく、ただひたすら音楽そのものに真摯に立ち向かう。そこに緊張感にあふれ、しかも豊かで初々しい音楽が立ち上がってくる。本当に素晴らしい。

 8番も実にチャーミング。この第二楽章の掛け合いが最高におもしろかった。ユーモアにあふれ、しかも深い。なるほど、こんな音楽だったのかと納得した。第三楽章も、溌剌とし、しかも力強く、私は音楽の世界に取り込まれた。

 音楽の専門知識がないために、こんな素晴らしい演奏をうまく表現することができないのが、もどかしい。「感動した!」という陳腐なことしか言えない。

「クロイツェル」もこのような演奏を望んでいたのだが、私の耳にはそうは聞こえなかった。あるいは、私は「クロイツェル」については、自分なりに強いイメージを持っているので、そのために十分に感動できなかったのかもしれないと、思い返した。

 アンコールはシューマンの3つのロマンスから第2番。とてもチャーミングでよかった。

 ともかく、今日は大満足。

 ところで、私はこのコンサートの途中で、むせてしまって苦しい咳をしてしまった!! 周囲の方に不快な思いをさせたかもしれない。不快に思われた方がこれを読んでいたら、お詫びしたい。本当に申し訳ない。が、意図的に出したわけではなく、素晴らしい音楽の邪魔をするくらいなら、しばらく息を止めておこうと必死の思いでこらえようとしたのだが、漏れてしまった。何卒ご容赦願いたい。

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