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読響マチネーで現代曲を楽しんだ

6月23日土曜日、午前中は、渋谷区にある富士見丘高校の「大学ゼミ体験」に呼ばれて講義。私は「小論文の神様」だということで、文章術について講義するように依頼された。生徒さんたちはとても熱心に話を聴いてくれたので、私も気持ち良く話をした。

 その後、オペラシティのコンサートホールで読売日本交響楽団のコンサートを聴いた。今週は3回コンサートに行ったことになるが、3回とも、講演をした後にホールに駆け付けたのだった。ある意味で効率よくコンサートにいったともいえる。

曲目は前半にアメリカの現代作曲家コリリアーノの「音楽に寄せて」とヴァイオリン協奏曲「レッド・ヴァイオリン」。後半はウィーン生まれの現代作曲家HKグルーバーの「フランケンシュタイン!!」。指揮は下野竜也、ヴァイオリンは先日、武蔵野市民文化会館で聴いたばかりのララ・セント・ジョン。後半はバリトンの宮本益光。コンサートが始まる前、下野さんが登場し、コリリアーノを紹介、コリリアーノが自作について語った。

 コリリアーノの曲は実に面白い。私の音楽の好みはほとんど20世紀全体で止まっているので、まったくもって素人としての感想しか言えないが、スリリングでドラマティック。調性があると思うが、決して古臭くない。これなら現代曲といっても十分に楽しめる。ララ・セント・ジョンのヴァイオリンも実にすばらしい。ダイナミックでドラマティックでスケールが大きい。

 後半の「フランケンシュタイン!!」もおもしろかった。映画のあれこれが題材になっている。ジェームス・ボンド、ジョン・ウェイン、スーパーマン、バットマン、フランケンシュタインについて語られ、いろいろな音の出るおもちゃも登場。口笛が出てきたり、紙袋に空気を入れて割ったり。宮本さんの歌(あるいは、語りというべきか。シュプレッヒ・ゲサングというべきか)が実におもしろかった。英語の発音もとてもよく、様々な音色を見事に使い分けていて、ただただ聴き惚れた。オーケストラも下野さんも実に豊穣な音を出して、素晴らしい。キレもよく。下野さんも楽しく聴かせてくれた。

 現代曲でこれほど楽しめるとは・・・。

 

 相変わらず忙しい。大学の仕事がかなりハード。しかも、家に帰ったら帰ったで、締切間近の原稿を書かなければならない。そんなわけで、ブログについてはこのくらいにして、仕事に戻る。

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