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ウィーン国立歌劇場来日公演「サロメ」は私好みの「サロメ」ではなかった

 1014日、東京文化会館でウィーン国立歌劇場日本公演、「サロメ」を見た。

 出かける前、「サロメを歌う歌手の名前は何だっけ?」と思ってネットで調べてびっくり。指揮はウェルザー=メストだとばかり思って楽しみにしていたのだが、怪我をしたとのことで、ペーター・シュナイダーに変更になっていた! 数日前に発表になったようなので、ほとんどの人は知っていたのだろうが、私は初耳。このところめっぽう忙しくて、情報から遠ざかっていた。もちろん、シュナイダーはとてもいい指揮者だが、今回は、ウェルザー=メストの生きのいい「サロメ」を聞きたかったので、とても残念。ショックな気分を抱いたまま会場に行った。

 そのせいもあったかもしれない。シュナイダーの指揮に少々不満を抱いた。

 シュナイダーは、バイロイト音楽祭や日本での公演で何度か聴いた。毎回、とても素晴らしかった。新国立の「ローエングリン」などとりわけよかった。が、今回は、どうも私は乗り切れなかった。

 流麗でどっしりとした演奏。自然体で、あまり音楽を推進していかない。スケールの大きな「サロメ」。が、悪く言うと、少々、大味なところがある。ワーグナーや「ばらの騎士」ならこれでいい。これで十分に味が出る。が、「サロメ」をこのように演奏したら、メリハリがなくなり、だらけてしまう。私が「サロメ」の曲を覚えたのは、クレメンス・クラウス+ウィーンフィルのきりりと引き締まって緊迫感あふれ、その中で狂気が叫びを挙げ、エロスが爆発する録音だった。それ以来、私は疾風怒濤の「サロメ」が大好きで、「サロメ」というのはそんなオペラだと思っている。ところが、シュナイダーが指揮すると、あまりドライブが効かない。悪く言うとだらけた音になる。もちろん、さすが、ウィーン国立歌劇場管弦楽団だけあって、最高に美しい音が渦巻く。そして、これがシュナイダーの考える「サロメ」なのだろう。もちろん世界最高レベルのオペラ上演であることは間違いない。だが、これでは私の好きな「サロメ」にはならない。ちょっと退屈してしまった。

 歌手たちも図抜けた人はいなかった。サロメを歌ったグン=ブリット・バークミンは容姿はいいし、声も出ているが、声の処理にちょっとザツなところを感じた。それに歌の演技力という点で、まだまだ若さが出ているように思った。ヨカナーンのマルクス・マルカルト、ヘロデのルドルフ・シャシンクもなかなか良いのだが、圧倒的というほどではなかった。ただ、小姓を歌ったウルリケ・ヘルツェルがどすの利いた声で私はかなり魅力を覚えた。

演出はかなり伝統的。どこと言って新しさを感じなかった。舞台全体が青い色で統一されており、異空間であることを強調している。淫靡で不気味で神経症的な舞台なのだが、シュナイダーの音楽とは少々異質に思えた。

やはり、ウェルザー=メストの指揮で聴きたかった。そして、バイロイトやザルツブルクにちょっと慣れてきて、伝統的な演出に不満を覚えている自分を発見。行きすぎた読み替え演出も困るが、あまりに伝統的なのも、おもしろみを感じない。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

カッパドキア人をやっていた ヒロです。
実は指揮者が変更になって私もガッカリした人のひとりでした。
仕事的には シュナイダ-は素晴らしいのですが(歌手と無駄な確執を起こさないという意味で)音楽的には少々物足りないところがあります。
オ-ケストラを丁寧に扱い、音の一つ一つは綺麗なのですが、全体的な曲想… あるいはオケを押さえに押さえて 声楽 をあからさまにする… 様な表現力には欠ける指揮者ではあると思います。
その点、ウィエルザ-メストは先日のウィ-ンのドンカルロスで驚いたのですが、ガ-ティばりにオケを煽っており、正直 彼のサロメに期待しつつも、神経質な練習から開放されたのに ホッ としていました。
GPを聴いた友達は オケがうるさすぎるところがあった… と言っていたのですが、袖から聴いていて、私もそれは感じていました。7つのベ-ルのダンス音楽は、このオペラのハイライトですが、シュナイダ-のテンポはちょっとダラダラしたところがあったかと思います。客席からは見えなかったと思いますが、円舞曲を1,2,3と三角で振っていました。あれではダメですよね… ◯で振らないと… まあ、突然の降板でフィガロを振る予定だったシュナイダ-が練習に参加したのは昨日のGPが初めてだったのですから、無理もないとは思いますが… 6万円近く払って聴きに来ているお客様の気持を考えると胸が痛みます! こういう厳しい耳を持っておられる方が存在することは大変貴重だと思います。まさにその通りだ!と思いました。素晴らしい意見、どうもありがとうございます!

投稿: | 2012年10月14日 (日) 22時53分

まずは一月も前のお話で恐縮ですが、樋口先生が電車でやるべきでない事をした女性に注意をされた件はごもっともと思います。傘の先が自分の眼をめがけてブラブラするとはこわいですね。
さて、ぼくも昨日の「サロメ」の場合、最初からシュナイダー指揮となっていたならチケットは買わなかったかも知れません(「フィガロの結婚」は聴きには行きませんし)。海老名にエル=バシャを聴きに行っていたでしょう。樋口先生もLFJでご存じのピアニストと思います。でも払い戻しはしないし(予めチラシにその旨が書いてあるからと言って、それがまかり通るというのはアンフェアで人道的ではないと思います)、オケが面白い「サロメ」なら今年はないウィーン・フィル公演の代わりになるからと思い直して聴きました。
演奏の内容は、確かにおっしゃる通りだったと思います。ただサロメを歌ったバークミンという歌手でしたか、ウィーンでの上演に先駆けて東京で歌ったというし、初日だからというのもあったかも知れません。
それにしても、小姓役の歌手の声は確かに凄かったですね。先生が書かれていたクラウスの時代にならよく聞かれた歌い方と思いました。
ウィーン国立歌劇場管の演奏という面だけなら、ぼくはまあまあ満足しました。もちろんW=メストが振った方が、ユーゲントシュティールを思わせる美しい舞台(サロメの衣装は、ピアズリーの絵そのものの様ですね)にふさわしいウィーン世紀末の世界を現出してくれたかも知れませんが、ヒンクやコル、シュミードルといったすでにシュターツオパー管からもウィーン・フィルからも退職したOBがピットに入っていたからか、ウィーン・フィルそのものの芳醇な音でシュナイダーの職人芸一辺倒の解釈をカバーしていたと思います。今回は残念でしたが、グルベローヴァに望みを繋いだ上で、今回のシュターツオパー来日の成果が問われるでしょう。
ところでぼくの前に投稿されたヒロ様は、ぼくが存じている方とお見受けしました。樋口先生が大分県のご出身、ぼくが宮崎県出身で、ヒロ様も九州ご出身と思われます。音楽全般への深い洞察力に感服致しました。

投稿: 崎田幸一 | 2012年10月15日 (月) 05時59分

指揮者の交代など別に驚くことではナイト思います。
歌手が無名であるからといって聴いた後ともかく言うのは初めからチケットを買わなければいいのです。ウィーンまで飛行時間と費用を考えれば6万円妥当と思います。当日聞きましたがブーイングはありませんからね。プラグで意見言う前にブーイングされたらいかがですか
いい年してブーイングはできないでしょう。

投稿: | 2012年10月15日 (月) 06時37分

ヒロ様
カッパドキア人を歌っておられたヒロ・イジチさん(伊地知宏幸さん)ですか!!
コメントありがとうございます。すばらしい演奏に参加なさった方のコメントをいただき、とてもうれしく思います。
書き忘れましたが、昨日の演奏につきましては、指揮に少々不満を感じた以外は、本当に世界最高レベルの歌手、そしてオーケストラでした。そこに参加なさっておられるなんて、すごいことですね。
貴重なご意見、そして私のコメントを評価していただいた点、感謝いたします。
オケがうるさすぎたというのは、実は私も感じました。無意味に音が大きくなるところがあったのですが、私としてはもっと緊張感を出してほしいと思ったのでした。シュナイダーの指揮の様子はもちろん見えませんでしたが、なるほどと思いました。
ただ、おっしゃるように、シュナイダーが参加したのはゲネプロが初めてだとしますと、あれこれの不備はやむを得ないでしょうね。
ますますのご活躍をお祈りします。

投稿: 樋口裕一 | 2012年10月15日 (月) 08時17分

崎田幸一様
崎田様、コメントありがとうございます。
同じように感じてくださった方がおられる(たぶん、たくさんおられたと思いますが)ととてもうれしく思います。
ただ、私は、演奏者の変更はやむを得ないと思っています。日本公演だけでなく、本場でもしばしば起こることですので。運が悪かったと思うしかないと思います。招聘元が、来ないとわかっている演奏家で宣伝しているとすると大問題ですが、私の知る限り、日本の音楽事務所はファンに満足してもらうため、そして自社の信用を汚さないため、必死の努力をしています。それでも、目当ての演奏家が来ないことがあるのですから、やむを得ないでしょう。それに、本文でも書いたとおり、シュナイダーはもちろんとてもよい指揮者だと私は思っています。ただ「サロメ」には合わなかったのだと思います。
グルベローヴァノウタウ「アンナ・ボレーナ」は売り出しのころ、スケジュールが立たなかったため、チケットを購入しませんでした。最近になってやっと当日時間がとれそうだとわかりましたので、あわてて購入しました。
ところで、崎田さんと私を批判するコメントが入っているようですが、私のほうから対応させていただきますので、とりあえずご静観ください。

投稿: 樋口裕一 | 2012年10月15日 (月) 08時30分

無記名の方へ
誤解なさらないでください。ブーイングなんてとんでもないです。きちんとお読みになれば、崎田さんも私も、ブーイングするほど低い評価をしているわけではないことはお分かりいただけると思います。
それに、少なくとも私は、シュナイダーをとても尊敬しています。全体的には良い演奏だったと思います。ただ、ウェルザー=メストだったら、「サロメ」についてはもっと私好みの演奏になったのではないかという感想を書いたまでです。そんなことでブーイングしていたら、オペラを見たら毎回、ほぼほとんどの客がブーイングしなければならないことになってしまいます。すべてにおいて最高度に満足することなど、オペラを見慣れた人であればあるほど、めったにないことでしょうから。
また、崎田さんへの返事にも書いたとおり、私自身は演奏者の変更はやむを得ないと思っています。
それとも、ブルグ(もちろん、ブログのことですよね)に演奏に対する不満を一切書かずに、意思表明はすべて会場においてブーイングによってするべきだとおっしゃるのでしょうか。それは、あまりに暴論だと思いますが、いかがでしょう。

投稿: 樋口裕一 | 2012年10月15日 (月) 08時42分

樋口様 どうもありがとうございます!今後共よろしくお願いいたします!

サロメには期待しちゃいますよね… 配役のキャラクタ-がこれほどまでに個性に富んだものは他に少ないですし、ヨハネを 道徳的真理 として強さ、また悪を許さない… とする 宗教的真理 で極を築き、他極の 世俗的 快楽的 なヘロデ、ヘロディアスで綱引きをさせ、圧倒的な勝利は サロメ の偏愛にある… という、この狂気的な題材にリヒャルトは素晴らしい仕事をしたと思います。だからこそ サロメには 女 としての魅力を求めるし、ヨハナ-ンには 男 としての魅力を求める… そして音楽はその葛藤を有らん限り表現してもらいたい!
私も死ぬ前に一度 納得ゆく サロメ を観たいと思っています。
ウィ-ン国立劇場のヨ-ロッパでの国外公演がある時、この曲を よく コンサ-ト形式 で持っていきます。私はいつもの様に カッパドキアなのですが、この場合、最初の7分以外、すべてお客さんに向かって座った状態でオケを背中で聴き、歌手を横から聴いていますが、本当に圧巻です。指揮はシュナイダ-さん、小澤さんで経験しましたが、その意味でウィエルザ-メストさんは どんな指揮をするのかが想像つきませんでした。サロメの官能的な部分を恐らく表情には出さないものの、内面から溢れ出るであろう…と なにか を期待したこともあって今回はとても残念でした。
後、誰で聴きたいかなあ… と考えた時 ティ-レマン と即答していまします。彼の指揮で、ドイツのオケだったら 地球の裏側にでも飛んでいきたいと思っています。

崎田くん、お久しぶりです。4年前のフィデリオで久々の再会をしたっきりですね… お元気そうで何よりです。明日からフィガロの結婚で同じく横浜に行きます。また聴きに来られますか?その時は是非またお声がけください!

投稿: ヒロ | 2012年10月15日 (月) 23時50分

ヒロ様
コメント、ありがとうございます。
そういえば、私も満足のできる「サロメ」の実演を、まだ一度も見たことがないように思います。一度見たいですね。フィリップ・ジョルダン指揮の映像は素晴らしいので、私はあの公演の来日を心待ちにしています。そのほか、ティーレマンのほか、ガッティ、ネゼ=セガンなど、おもしろそうだと思います。
私は「サロメ」は、シュトラウスのニーチェ主義の一つの表れ(聖書的な世界の現世的読み替え)として捉えています。
私は10年ほど前、日フィル定期でゲルギエフ指揮のコンサート形式の「サロメ」を最前列で聴きましたが、オーケストラの醍醐味には身が震えました。目の前がチェロだったのですが、よく聞こえないところでもチェロのパートがしばしば超絶技巧であることにも改めて驚いたのを覚えています。ウィーンフィルでしたら、その醍醐味はいっそうでしょうね。
私のブログがヒロさんと崎田さんの旧交を温める場になりましたこと、とてもうれしく思います。
今後とも、よろしくお願いします。

投稿: 樋口裕一 | 2012年10月16日 (火) 08時21分

樋口先生

おはようございます。

「サロメ」体験の一押しは、古い話ですが、なんといっても1980年10月のウィーン国立歌劇場来日公演でのカラン・アームストロングのサロメでした。ベルリン・ドイツ・オペラの総監督だった演出家のゲッツ・フリードリッヒ氏が、カランのサロメを観て、ただちに楽屋でプロポーズして妻に迎えたというエピソードも当時ささやかれたほど、インパクトありました! 声の強さと妖艶さ。<7つのヴェールの踊り>は美しい肢体が圧倒的で、当時、NHKホールの観衆は水を打ったように息を呑んで見つめていました。指揮者はホルスト・シュタインと大御所H.ホルラーザーのダブル。サロメ役もダブルで、もう一人はレオニー・リザネック。両方観ましたが、リザネックは歌はいいが、容姿はカランとは比較にはなりませんでした。
樋口先生は、この来日公演でグルベローヴァの「アリアドネ」をご覧になられたと存じます。

最近はこの9月にWOWOWで、METの「サロメ」を観たけれど、カリタ・マッティラは少々中年(失礼?)風で、インパクトが薄れ、ウーシタロ(バイロイトでも良く歌っている)のヨカナーンは素晴らしかったです。

来日公演、このところどうしても地方出張時期と重なって行けず、残念です。

投稿: 白ネコ | 2012年10月16日 (火) 10時16分

白ネコ様
1980年のウィーン国立歌劇場の「サロメ」、もちろん、私も見ました。ホルライザー指揮、アームストロングのサロメでした。初めての「サロメ」でした。大感動したのですが、パリ在住のオペラ通の人物(後に、音楽評論家として活動した人です。連絡が途絶えておりましたが、ネットで調べたら、故人になられていたようです。合掌)に、手紙で大感動を伝えると、「アームストロングごときに感動するなんて、オペラをきき慣れた人間の言うことではない。きっと、初めてサロメを見て舞いあがったんだろう」という冷たい返事が来て、若くて素直だった私は、そうかもしれないと納得したのでした。でも、確かにあのサロメ、凄かったですよね。私は息をのんでみましたし、聴きました。

投稿: 樋口裕一 | 2012年10月17日 (水) 10時41分

はじめまして。19(金)のサロメを聴いてきました。
サロメは初めて聴き、オペラの知識と経験はあまり無い者ですがコメントさせてください。
全体としてはレベルの高いものだったと思います。歌い手もオーケストラも良かったです。
しかし、樋口さんがブログでも指摘されているように、「日常ではない異空間の淫靡で不気味で神経症的な舞台なのだが、シュナイダーの音楽とは少々異質に思えた。」と同意見です。
鑑賞前にオスカー・ワイルドのサロメを2回読み、サロメを自分なりに解釈し、オペラになったらどうなるのだろうと思っていました。
ウェルザーメストはクリーブランド響を聴きに行った時の、緊張感と透明感のある「牧神の午後への前奏曲」が今でも強烈に残っています。緊張感と透明感、さらに不気味さが加わったウェルザーメストのサロメをぜひ聴いてみたいと思いました。

投稿: 若葉マーク | 2012年10月20日 (土) 11時44分

若葉マーク様
コメント、ありがとうございます。
実は私もオスカー・ワイルドの戯曲が大好きです。原典のフランス語でも読んでみました。まさに身が震えるほど緊張感にあふれ、不気味で神経症的。そうなのです。私は、シュナイダーの指揮にそのようなワイルド的な要素がなかったことに不満を抱いているのです。そして、おっしゃる通り、ウェルザー=メストに期待していたのも、それだったのです。

投稿: 樋口裕一 | 2012年10月23日 (火) 23時40分

少し気になったので、2年近くも前の記事ではございますが、言上いたします。
ウェルザー=メストがウィーン国立歌劇場でサロメを振ったことは、一度たりともございません。だからこそ、私は、メストがサロメ? えええっ東京で練習するの? と疑念を持っておりました。
よって私はシュナイダーへの交代に小躍りして急遽上野に2回まいりました。
今日、ウィーンのサロメを担っているのはシュナイダーです。調べてみたところ、その数何んと40回。
よくあるところの冷たく鋭いサロメと対極の、生温かな血の香りに美しく包み込まれるエロスにあふれた演奏であると、現地でも東京でも感じました。例えば終盤のコントラバスの連続する変ニ音のなまめかしいこと。
感じ方は人それぞれではありますが、ウィーンの「いつものサロメ」は、あのように鳴っております。

投稿: ○○ | 2014年8月 1日 (金) 00時09分

○○ 様
コメント、ありがとうございます。おっしゃることはよくわかります。ただ、私は緊迫感あふれ、前衛的でヒステリックで残酷で、表現主義的な「サロメ」が好きなのです。「サロメ」をそのようなオペラだと考えています。シュナイダーのようなあり方もあり、それがウィーンでは好まれているのかもしれませんが、私は、切れのある「サロメ」を好みます。その点、ウェルザー=メストならそのような演奏をしてくれるだろうと期待したのでした。

投稿: 樋口裕一 | 2014年8月 2日 (土) 08時39分

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