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ひと月以上前の友の死を初めて知った

 今日の午後、親しくしていた友がひと月以上も前に亡くなっていたことを知って愕然とした。

 経営情報学部というところに所属しているのに、実は私は情報機器が大の苦手だ。ワードとメールくらいは何とか使いこなしているが、エクセルもパワーポイントも使えない。パソコンもしばしばトラブルに見舞われて往生している。facebookも必要があって加入しているが、使い方もよくわからないので、よほどのことがない限り、のぞいてみることもない。

 が、今日、原稿が捗らないので、仕事にうんざりして、よくわからないままfaceboookをのぞいていた。どういう仕組みになっているのかまったく理解していないのだが、ともあれ友達登録した人たちのコメントが出ているので、読み始めた。

「カルテット」(映画化されている!)などの小説で知られる鬼塚忠さんのコメントを見つけて、何気なく読んだ。そこに、立川亜美さんの「お別れ会」のことが書かれていた。立川さんは鬼塚さんと私を結び付けてくれた人だ。「お別れ会」というところをみると、立川さんがどこかに引っ越しでもするのだろうかと思いながら読み進めてびっくり。

 9月24日に、立川さんが交通事故で亡くなっていた!

 まったく知らなかった。もう少し丹念にfacebookを見ていたら、もっと前に気づいていただろう。それとも、もしかしたら、メールなどでどこかから連絡があったのを見過ごしてしまったのか。いずれにせよ、亡くなってからひと月以上、何も知らずにいたことになる。のんきなことに、最近、立川さんから連絡がないのでこちらから連絡してみようかなどと考えていたのだった。情報機器が苦手なことを、今日、本当に情けなく思った。

 そういえば、私がIPADを購入して使っていると、「こんなものを使いこなせるようになって、すごいじゃないですかあ」などと立川さんに冷やかされたものだ。

 立川さんはラジオパーソナリティのプロダクションである株式会社サンディの専務取締役。私よりも少し年下の女性だ。FM放送に出演した時に知り合い、意気投合して何度も個人的に食事を共にさせていただいた。コミュニケーション術の本を共著で出したいと考えて、打ち合わせを繰り返していた。最近でこそ多摩大学の仕事があまりに忙しくて会う機会を作れなかったが、昨年までは一、二カ月に一度くらいの割合で顔を合わせる機会があり、公私ともにあれこれと話をしていた。だから、単なる仕事上の知り合いではなく、友と呼ばせていただく。私のゼミの主催するコンサートにも鬼塚さんとともに足を運んでくださった。顔の広い方だったので、コンサートやイベントでもよく顔を合わせた。

 共著が実現せずに誠に残念。それにしても交通事故で亡くなるなんて。人懐こく、明るく元気な声がまた聞こえてきそうな気がする。葬儀にも「お別れの会」にも出席できなかったのが心残りだ。

 遅ればせながら、冥福をお祈りしたい。

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コメント

失礼ながら立川亜美さんのお名前は存じませんでしたが、著書のタイトルには、何となく見覚えがあります。また、立川さんが遺したアメーバのブログやツイッターも読むことが出来ました。中に、facebookでしたか、樋口先生について触れた文章もありましたね。個々の良い部分を押し出させるという事に情熱を注がれた、大変人間性の豊かな方であったという印象を受けました。ご冥福をお祈りします。

投稿: 崎田幸一 | 2012年11月14日 (水) 08時48分

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