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上野通明+ガジャルド、そしてネマニャのファンイベントのこと

 10月6日、武蔵野市民文化会館小ホールで上野通明のチェロとホセ・ガジャルドのピアノによるデュオ・リサイタルを聴いた。ごく若い二人のリサイタル。曲目は、前半、バッハの無伴奏チェロ組曲第6番と黛敏郎の「文楽」、ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ策人22。後半にベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番、アンコールがポッパーのハンガリー狂詩曲。

 上野さんは、はじめはちょっと調子が上がらない様子だった。バッハに関しては私には納得できないところがあった。が、黛の「文楽」あたりから本調子になってきたように思う。この曲、初めて聴いたが、とてもよい曲だと思った。ガジャルドは、ピアノの音は芯が強くて輝かしくて繊細。ただ全体的な構成感が少し弱いと思った。

 後半のベートーヴェンは素晴らしかった。チェロののびやかな美音とピアノの美音が重なり合い、しかも構成もしっかりしていて、実に心地よい。チェロの音が本当に美しい。音が若々しく生き生きとしている。弓を弦に当てた時の音触りが爽やか。この曲はベートーヴェンの曲では、明るい雰囲気を感じさせる数少ないひとつだと思うが、この曲の魅力十分に味わうことができた。

 アンコールのポッパーの曲もおもしろかった。チェロの超絶技巧曲だが、実に爽快。しかも、ハンガリー的な味わいがあった。この曲を実演で聴くのは二度目だが、実に楽しい。

 

 ところで、驚異のヴァイオリニスト、ネマニャ・ラドゥロヴィチの来日が近付いている。私はファンクラブの会長を務めているが、何よりも彼の鮮烈でドラマティックで、しかも人間味にあふれた演奏を聴くのが楽しみだ。仕事を怠けるわけにはいかないので、すべてのコンサートは無理だが、できるだけ多くのコンサートを聴くつもりでいる。

 なお、10月22日夕方には、ファンクラブ「プレピスカ」のイベントを池袋の自由学園明日館で行う。もちろんネマニャ本人も参加する。前回と同じように、きっと目の前で演奏をしてくれるだろうし、気軽に話しを交わせるだろう。入会については以下をご覧いただきたい。このイベントについても、私自身が会長でありながら、楽しみで仕方がない。

 https://sites.google.com/site/nemanjafanclubprepiska/

 

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