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2014年ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン前夜祭

 2014年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンが始まる。本日、有楽町の東京国際フォーラムで、プレナイト「アメリカの夜」が開かれた。ナントの今年のテーマは「アメリカの音楽」だったので、そのエッセンスを演奏してくれたのだろう。

 ジャン=ジャック・カントロフ指揮のシンフォニア・ヴァルソヴィア。最初は、小曽根真(ピアノ)が加わって、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」。ピアノg大活躍のヴァージョン。小曽根さんの即興だろう。素晴らしい。

 そのほか、バーンスタインの『ウエストサイド物語』より「シンフォニック・ダンス」、ウィリアムズ「スター・ウォーズ」、カンダー&エブ「ニューヨーク・ニューヨーク」など、アメリカ音楽が続く、いかにもアメリカ的な楽天的でショー音楽的な曲。そのあと、打って変わって、バーバーの弦楽のためのアダージョ。ヨーロッパ音楽好きの私にすると、この曲が一番、しっくりくる。美しい。オーケストラもとても美しい。

 そのあと、カスタネットのルセロ・テナが加わってヨハン・シュトラウス世の「スペイン行進曲」。カスタネットはまさに神業。アンコールは、ファリャの「はかなき人生」の中のカスタネット入り。これがもっとすごい。単なるカスタネットのはずなのに、様々な音色があり、それが正確に、しかし複雑なリズムによって音を刻む。躍動を生み、律動を生む。いったん、帰りかけたが、ルセロ・テナ一人が表れて、カスタネットのみのアンコール。これまたすごい。

 前夜祭にふさわしい音楽だった。

 

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