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デュトワ+ボストン交響楽団のチャイコフスキー

 5月8日、東京芸術劇場で、シャルル・デュトワ指揮、ボストン交響楽団のコンサート(都民劇場)を聞いた。曲目は、前半にムソルグスキーの「はげ山の一夜」と、ジャニーヌ・ヤンセンが加わってのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、後半にチャイコフスキーの交響曲第5番。アンコールはハンガリー舞曲。

 マゼール来日のつもりで購入したチケットだった。デュトワに変更になって、実は少々残念だった。が、聴いた後では十分に満足。

 ロシア臭さのあまりないムソルグスキーやチャイコフスキー。とりわけ、チャイコフスキーは、特有の「やるせなさ」や「むせび泣くような情緒」もあまりない。むしろヨーロッパ的で音の色彩が強調されている感じ。

 初め、少し不満を抱きながら聴いていた。やはりチャイコフスキーはもっとチャイコフスキーらしいほうが楽しめる。あく抜きのチャイコフスキーのような感じ。が、聴き進めるうち、ぐいぐいと引き込まれた。ヤンセンのメロディの歌わせ方が実に美しい。ロシア臭くはないが、実に情緒があり、歌心がある。やるせなさよりも、むしろもっと楽しげで歌にあふれている。それはそれで素晴らしい。

 交響曲も同じ感じ。これもチャイコフスキーらしくはないが、十分に説得力がある。実に色彩的で音の爆発がドラマティック。第二楽章の盛り上がりもいいし、第四楽章の最後のファンファーレも胸がときめいた。

 ただ、ラ・フォル・ジュルネが終わったばかりで、実は音楽疲れしている。とても感動して聴いたが、忙しさもあって、ブログに詳しく書く気力がない。このくらいにしておく。

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