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ファウスト+メルニコフ 最高の演奏

626日、東京芸術劇場で、イザベル・ファウスト+アレクサンドル・メルニコフのコンサートを聴いた(都民劇場)。すばらしい演奏。感動した。

 曲目は前半にモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調とシューベルトの幻想曲ハ長調D.934。シューベルトにとりわけびっくり。二人の掛け合いが最高。繊細にしなやかに。チャーミングで可愛らしくて、ちょっと俗っぽいのだが、そこに繊細で傷つきやすく悲しみをたたえたシューベルトが顔をだす。魂の奥底が見えるような音楽。そうか、シューベルトというのはこういう曲だったのか!!と思った。二人の息が絶妙にあって、美しくもはかない音楽を奏でる。ただ、シューベルトの器楽曲に感じる通り、ちょっと長すぎる気がするが・・・・。

 それにしてもなんと美しいピアノの音、そしてヴァイオリンの音。ピアノに反応することのあまりない私が、メルニコフのピアノの音にはうっとりする。深みがあり、一つ一つの音があまりに美しい。そしてファウストのヴァイオリンも音程が良く、クリアでありながらも、知的でかつロマンティック。いうことなし。

後半はシューマンの3つのロマンス作品94とブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番。ブラームスはまさしく圧巻。

むしろ抑え気味に演奏。少しもドラマティックには鳴らさない。繊細に、しなやかに。音楽を小さく作っているのではない。がむしゃらに弾くのではなく、むしろ静かに演奏しているが、スケールが大きい。ときに大きく飛躍する。すさまじい集中力。聴くものをひきつける。

アンコールは、F.A.Eソナタのシューマンの作曲した「インテルメッツォ」のブラームスの部分。これも圧巻。

あまりのすごさに興奮した。ただそのわりに観客はあまり興奮した様子は見せなかった。都民劇場の一環であって、あまりクラシックに慣れていない人も多いせいかもしれない。

 

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