戸田弥生によるバッハ無伴奏ソナタ・パルティータ連続演奏会が決定!
多摩大学樋口ゼミでは、1993年にエリーザベト王妃国際音楽コンクール優勝以来、日本を代表するヴァイオリニストとして世界で活躍している戸田弥生さんを招いて、バッハの無伴奏ソナタ・パルティータ連続演奏会を開くことになりました。
これまでもバッハの無伴奏曲の凄まじい集中力と深い精神性を示す演奏によって多くの人に感動を与えてきた戸田さんの演奏会を行うことを、私たち樋口ゼミは大変名誉なことと思っています。戸田さんの演奏によって、バッハを愛する音楽通の方にも、そしてクラシック音楽初心者の方にも新たな深い感動をお届けしたいと考えています。
会場は、九段にある、寺島実郎(多摩大学学長)監修の知の安らぎと刺激の場「みねるばの森」です。40席ほどの落ち着いたカフェですので、目の前で演奏される渾身のバッハ演奏が堪能できます。休憩中に軽食と飲み物も付きます。
参加希望者は下記アドレスにお名前、ご本人様の連絡先(メールアドレス)を記述になってご連絡ください。後日、返信を持ちましてご連絡致します。なお、当日券もありますが、座席数が少ないため、満員の場合は入場できない場合がありますので、ご容赦ください。
参加希望・お問い合わせ連絡先
tama-higuchisemi@googlegroups.com または、090-9683-5398
(なお、問い合わせなどありましたら、本ブログでも受け付けます)
★第1回 10月4日(土) 19時開演
バッハ : 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 全3曲
★第2回 12月13日 19時開演
バッハ : 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 全3曲
★料金 1回券 4,500円 2回券 8,000円
(すべて軽食付きの料金です)
★演奏場所 寺島文庫café みねるばの森 [03-5215-2950]
(地下鉄九段下駅5番出口より徒歩3分)
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コメント
樋口 先生
御無沙汰しています。相変らずの御活動、拝見しております。このたびの戸田さんの連続バッハ公演 大変興味あるものですが、夜分のこととて(拙宅は横浜)帰宅が遅くなるので、残念ながら自粛いたします。
戸田さんはネマニヤに比べると、地味な、しかし実力本位の着実な活動をされておられるれるようで、最近私は特に陰のファンを自認するようになりました。
と申しますのは、私の属する小アンサンブルでは、メンバーが交代で小規模なソロ(オケ伴編曲は指揮者)をすることとなっており、最近は私が当番で「タイスの瞑想曲」にトライすることとなっております。
下手な私としては、市販CDを参考にするほかはないのですが、いろいろ聞いたCDのなかでは特にの戸田さんが出色の存在感を示しています(アマオケでシベリウスVn協を公演した際のアンコールで「タイス」を演奏)。アンコールでますます油が乗った感じで、この清澄/妖艶さが入り交じったような----- 普通の演奏家では演奏が一筋縄ではいかないこの名曲を見事に弾き切っておられました。
特に感じ入ったのは、弦にぴったりと吸い付くような美音の見事さで他の追従を許しません。
(私が参考にしたCD等は、松田理奈、前橋汀子、アンネムター、松野弘明、加藤知子、庄司さやか)。
バッハでは特に「重音」の処理が聞き所となりますが、それには音程と重音のハーモニーを齎す用弓が巧みさが要求されます。
戸田さんの愛器はピエトロ ガルネリ(ガルネリの息子)だそうです。私は名手の演奏は上手に決まっているので、特にストラデイヴァリウスとかガルネリ等に拘ることはないのですが、戸田さんの場合だけは楽器ともどもその名演に敬意を持っております。
今度の公演の御盛会をお祈り申し上げます。
辻栄二/権兵衛
http://d.hatena.ne.jp/e-tsuji/ (「権兵衛の領分」)
投稿: 権兵衛 | 2014年7月 7日 (月) 14時29分
辻栄二/権兵衛 様
コメントありがとうございます。
戸田さんとは数年前に仕事でご一緒して以来、とても注目させていただいておりました。聴く者の心の中に入り込む音楽の力には尋常ならざるものがあると感じています。ぴったり吸い付くような美音、全くおっしゃる通りだと思います。
当日、多くの方に感動に震えてほしいと願っています。
投稿: 樋口裕一 | 2014年7月 8日 (火) 08時21分