パリ見物を続けている
パリ見物を続けている。ただし、今日の最大のイベントは、娘との高級レストランでの昼食。
ジョルジュV通りにある、というよりも、ホテル・フォーシーズンズの中にあるレストラン、ル・サンクに東京にいるときから予約しておいた。せっかくなら夕食にしたいと思っていたが、都合のよい日に予約できなかった。一世一代の気張った昼食。もちろん、私はこのようなところにしばしば出入りするほどの財力も食への貪欲さもない。だから、少々緊張した。
午前中、市内のあちこちを見て、昼にル・サンクへ。少し待たされたあと、案内され、昼食開始。ランチの定食にした。料理についてはきわめて不安内につき、何も描写しない。
私の苦手なトマトがたくさん出た。私の嫌いな酸っぱいものが多かった(私は、ほかの人よりも酸味に過剰に反応するようだ)。だが、そうであるにもかかわらず、「うまい!」と思わせる力を、これらの料理は持っていた。トマトも酸味も何のその、夢中で食べまくった。いくつかの料理(何やら名前がついていたし、丁寧な説明を受けたが、まったく覚えていない)は感動的なほどおいしかった。給仕をしてくれる人たちの態度も最高に心地よかった。世界の高級レストランとはこんなものかとつくづく感心した。
覚悟していた通り、かなりの料金になった。が、満足。娘に生涯に一度くらい、このようなところで食べさせてやるのもいいだろう。
おなか一杯、ワインの酔いも回って、市内見物ができなくなった。とりわけ、娘が酔ってしまって、すぐにホテルに戻りたいと言う。超高級ホテルの前でタクシーに乗って、安ホテルに直行して、休憩。
安ホテルで狭いが、快適。フロントの人々の感じがとてもいい。オペラ座に近く、地の利も大変良い。気に入っている。楽しい旅行だが、肩凝りに悩んでいる。貼り薬も飲み薬(なかなかよく効く)も持ってきているが、さすがにどうにもならなくなってきた。日本にいるときには1週間に一度はマッサージに通っているし、日本のホテルに泊まるときには、ほとんど毎回、マッサージを依頼する。が、こちらではそれができない。ザルツブルクにいるときからかなり辛かったが、ますます辛さが増してきた。
明日から、いったん、パリを離れる。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- GW前の京都の1日(2025.04.25)
- 長崎ひとり旅(2025.04.11)
- ロンドン・ダブリン旅行(2024.10.26)
- 歩行者の見えない国ブルネイ 旅行メモ(2024.07.05)
- バングラデシュ旅行(2024.03.11)
コメント