ミュンヘンで過ごす
午前中にフランクフルトを出て、特急列車で3時間と少しでミュンヘン到着。駅近くのホテルにすぐに入って一休みした後、少し見物をしてきた。
ミュンヘンは40年ほど前から5回ほど訪れていると思う。が、泊まったことはなかったような気がする。いつもニュルンベルクやバイロイトまで足を延ばして泊まっていた。
駅付近に南方特有の雰囲気があるのを感じる。人がたむろし、あれこれとしゃべっている。タバコを吸いながら立ち話をしている人が多い。その中には、アラブ系に見える有色人種も多い。リスボンでも同じような光景を見て異様に思った覚えがある。北方ではあまり見かけない風景だ。駅付近はとりわけ人種のるつぼという感じで、様々な人種の人々が生活をしている。
ヨーロッパのどこでもその傾向が強いのだろうが、イスラム圏の人が目立つ。住んでいるらしい人も多いが、観光客も多い。フランクフルト以上にミュンヘンにブルカ姿の女性が多いように思う。先日、映画「少女は自転車に乗って」を見て気づかされたので、ちょっと意識的にブルカの女性の顔を覗いてみた。たしかに、しっかりと化粧をした女性も少なくない。素晴らしい美人も何人か見かけた。
カールス広場に入ってカールス門を入り、旧市街地を歩いた。歩行者天国になっており、観光客でごった返している。新宿の歩行者天国にも劣らないほど。日曜日ではないのだが、バカンスの時期なのだろう。もちろん、現地の買い物客もたくさんいそうだった。ここにもイスラム系の人が目立つ。シャネルやルイ・ヴィトンのロゴ入りの買い物袋を持ったブルカ姿の女性もいる。私にはかなり意外な気がする。
新市庁舎(といっても1909年建設)や、工事中のフラウエン教会(ネギ坊主のような二つの塔は覆いがかかっていた)などを見て、バイエルン州立歌劇場に行こうとしたところで、突然の凄まじい雷雨。大慌てでブティックの軒下に雨宿りした。大勢の観光客が突然の雨を避けて逃げ惑った。30分以上にわたってまさしく豪雨。雨宿りしていても、風が吹いてびしょ濡れになった。雨の後、州立歌劇場に行ってみたが、扉は閉まっていて中に入れず。以前、中を見た記憶があるが、今回は入れなかったのは残念。体が冷えて寒くなったので、いったんホテルに戻ってきた。
夜の探索に出ようかと思っていたが、気力が失せそう・・・。
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