ワーグナー終焉の地・ヴェンドラミン宮に行った
8月20日、昼過ぎまで引き続きヴェネツィア観光。午前中は、雨の中、ヴェンドラミン宮殿をめざした。
実を言うと、35年以上前にヴェネツィアを訪れ時も、その目的の一つは、ワーグナー終焉の地であるヴェンドラミン宮殿を見ることだった。が、昨日、書いた通り、途中でヴェネツィア観光を諦めてしまった。その後、ずっとそれが気になっていた。今回のヴェネツィア観光も、一つには35年前に果たせなかったヴェンドラミン宮殿訪問をやり遂げることを目的としていた(そのことを昨日書かなかったのは、またも諦めてしまうとあまりにみっともないと思ったためだった)。
今回も何度も道に迷った。行きつ戻りつ。しばらくして、地図に「カジノ」と書かれているのがヴェンドラミン宮殿だと気付いた。そういえば、この宮殿は現在はカジノとして使われているという。それがわかると、意外と早く見つかった。
古くて由緒ありげな建物。ただし、まさしくカジノの看板がある。そして、玄関前に「ワーグナー終焉の地」を示すプレートがある。カジノなので、基本的には中には入れないようだ。だから、ともあれ、プレートの前で娘の写真を撮ってもらった。
まあ、それだけのことではあるが、ワーグナー好きとしては、これはこれでなかなか感慨深い。長年の宿題を終えた気になった。
その後、観光を続けながらレアルト橋付近に行き、市場を見て、その近くにあるヴェネツィア最古のレストランだというアンティーカ・トラットリア・ポステ・ヴェシエで魚料理の昼食。とても風情のあるレストランだった。魚料理の味もなかなか。十分に満足した。
それでヴェネツィア観光は終わりにして、バスでマルコ・ポーロ空港へ向かい、エール・フランスにてパリへ。
無事、パリに到着して、夜の食事を終えてホテルに戻った。疲れた。
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