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時差ぼけの中で

 帰国の翌日から、かなり忙しいが、時差ぼけのせいか、音楽ぼけのせいか、あるいは単に疲れのせいか、勤労意欲がわかず、ぐったりしている。午前中はぼんやりして、仕事をしているうちに、少しずつ目が覚めてくる。雑用が押し寄せているせいもあって、書かなければならない原稿はまったく進まず。締め切りを延ばしてもらったが、それでも書き終えるかどうか、かなり心配。

 旅行の記憶が薄れないうちに、旅行中に考えたことを少し書き足しておく。

・ヨーロッパは物価が高いと感じた。市内では、1ユーロ=150円くらいの交換だったので、あらゆるものを高く感じた。昼食も安くても15ユーロくらいはした。日本では500円以下で食べられるところがあるのに、4ユーロ以下の料理など考えられなかった。日本はしばらくデフレが続いているうちに、かなり経済的な低迷が続いているのだと実感。

・パリのポルト・ド・クリニャンクールの蚤の市に行ってみた。35年ほど前と30年ほど前に続いて三度目だった。売り子がほぼ100パーセントアフリカ系(あるいは、おそらくはマグレブ系)だった。この界隈に白人の住人はほとんどいないように見えた。

・きわめて個人的な思いだが、私のイタリアについての知識のほとんどが、恩師である故・米川良夫先生によるものであることを痛感した。娘とヴェネツィアを歩きながら、イタリア文化についてあれこれと知ったかのように説明したが、そのすべてが米川先生に聞いた話、あるいは、米川先生に勧められて読んだ本による知識だった。私の人生における米川先生の存在の大きさを改めて感じた。米川先生がヴェネツィアを訪れた時の話、その時見せてもらった写真を思い出した。改めて、米川先生の偉大さをかみしめる。

・オルセー美術館を訪れたのも3度目か4度目だったが、ゴッホの絵の力には毎回、圧倒される。特にゴッホ好きというわけではないのだが、やはり異様な迫力。また、オルセーでもオランジュリでも、モネの絵の魅力も感じた。もうひとり、ドランの絵もおもしろいと思った。鮮やかで強烈な色遣いがおもしろい。画集で見るのと、美術館で実物を見るのの違いを痛感する。

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コメント

ヨーロッパ旅行記、楽しく拝読しました。
地球の歩き方など多々あるガイドブックより、私にとってはるかにうれしい情報です。テーマは一点、芸術。早速来年のヨーロッパ音楽鑑賞旅行の参考にさせていただきます。私の場合、妻のリクエストでバレエを必ず入れなければならないのが日程作成上の難点ですが。

投稿: 豊島健次 | 2014年8月30日 (土) 18時28分

豊島健次 様
コメントありがとうございます。そして、私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
娘と私の共通の関心が芸術と食ですので、確かに芸術の旅になりました。いくらかでもお役に立てれば、うれしく思います。
確かにバレエを入れるのはかなり難しく思います。どうしても、バレエを中心に考え、それに合わせて日程を組むしかないのではなさそうですね。

投稿: 樋口裕一 | 2014年8月31日 (日) 07時24分

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