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フレディ・ケンプ、見事な「展覧会の絵」

 原稿がたまっているので、それどころではないのだが、ずっと前に購入したチケットを無駄にしたくない。そんなわけで、9月12日、東京芸術劇場でフレディ・ケンプのピアノリサイタルを聴いた。

 ごく簡単に感想を書く。

 最初はベートーヴェンの30番のソナタ。かなり自由なタッチ。厳格なベートーヴェンというよりもしなやかで繊細。だが、ダイナミックなところではかなりダイナミックになる。が、風通しがよくのびやか。そのあと、シューマンの抒情小曲集。様々な曲の表現を聴くことができた。後半は、シューマンの「トッカータ」、そして最後に「展覧会の絵」。

 やはり「展覧会の絵」が素晴らしかった。鮮烈でダイナミック。「キエフの大門」は圧巻。形式的にがっちりしたものよりも、もっと自由でしなやかな演奏がこの人にはあっているようだ。アンコールは、ケンプ自身が日本語で紹介。最初の曲はラフマニノフのプレリュード変ホ長調といっているように聞こえた(恥ずかしながら、ピアノ曲が得意でない私はこの曲を知らない)、最後の曲はベートーヴェンの「悲愴」の第二楽章。

「悲愴」がとても良かった。かなり抒情的だが、音の切れがよく情緒に流されない。私の好きなタイプの演奏。

 明日は大学で仕事。明後日、また購入しているチケットがある。うーん・・・。仕事に励まなくっちゃ・・・。

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