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日本ロッシーニ協会の例会と懇親会を楽しんだ

 2月11日、下北沢の北沢タウンホールで日本ロッシーニ協会の例会に足を運んだ。

私は、昨年末に日本ロッシーニ協会に入会したばかり。そもそもロッシーニの真価を知ってからそれほど時間がたっていない。言ってみれば、ロッシーニ初心者。入会後、協会の紀要を読んで少しロッシーニの勉強をしようと思っていたが、九州に住む母の病状悪化、その後の両親の東京の施設への移転のために勉強どころではなくなった。毎日、両親の暮らす施設に顔をだし、それなりに息子らしいことをしているが、その行き来に車の中でロッシーニを聴くくらいのことしかしていない。

「ロッシーニなどといっている場合ではない。あれこれのことで疲れているのだから、家でゆっくり休んだらどうか」という声もあった(とりわけ妻からの)が、むしろ気晴らしをし、自分らしい生活を続けるほうが健康を保てると考えて、出かけることにしたのだった。

会長の水谷彰良氏のロッシーニ研究の最前線についての講演はとても刺激的。これまでロッシーニのオリジナルと思われていたメロディが他人の曲の「ぱくり」であったという報告が多かった。会長のそのような報告を「ロッシーニに対する冒涜」だなどと怒るわけでもなく、「いかにもロッシーニらしい」と考えて、楽しんで聞いている会員の様子は、いかにもロッシーニ協会。50名程度の会員が参加。

ロッシーニのこのような傾向について、私は自分自身の経験(私は小論文の参考書を100冊以上出している「小論文の神様」であり、250万部を超える著書を持つベストセラー作家でもある)から思うことがないでもないが、時間がないので、今日は書かない。

講演の後、映像でのグローリア・ミサ曲鑑賞。アッカルドの指揮によるもの。マリナー指揮のCDは何度か聴いていたが、改めてとても魅力的な曲だと思った。ただ、演奏にはやや不満を覚えた。

その後、下北沢のイタリアンのレストランでロッシーニ協会の会員の懇親会。30名以上が参加した。とても楽しい人々。まさに音楽を楽しみ、人生を楽しんでいる。これまで付き合いの深いワーグナー好きやベートーヴェン好きとはやはりかなり雰囲気が異なる。私自身はおそらく正真正銘ワグネリアン・タイプの人間だと思うが、ロッシーニ好きの方たちと話すのは実に楽しい。

話しているうち、ペーザロのロッシーニ・フェスティバルに出かけたくなった。が、様々な状況から考えて、今年は難しそう。

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