2015年ラ・フォル・ジュルネ勝手にベスト5をつけてみた
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015が終わって、昨日は家でゆっくりした。たまった仕事を少しずつこなしている。今日(5月6日)まで休みだが、まだまだ仕事がたまっている。最近、肩凝りがひどく、根気が続かない。腰痛にも悩む。このままでは仕事ができなくなると思って、ネットで探して、タオルを使った体操を始めた。効果のほどはまだわからない。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015で聴いた19のコンサートの中から勝手にベスト5を選ぶことにする。当然のことながら、私の好みによって弦楽器と声楽が中心になる。
1 フィリップ・ピエルロの指揮によるリチェルカール・コンソート(5月4日)
バッハのカンタータ「汝何を悲しまんとするや」、マニフィカト ニ長調 BWV243
しみじみとして信仰の喜びが湧き上がる。濃密で親密なオーケストラ。マリア・ケオハネ、アンナ・ツァンダーらの声楽陣も充実。
2 佐藤俊介、イレーヌ・ドゥヴァル(ヴァイオリン)、ロベルト・フォレス・ヴェセス指揮、オーヴェルニュ室内管弦楽団(5月2日)
バッハのヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、2つのヴァイオリンのための協奏曲
バッハ演奏のあり方に目を見開かれる思いだった。ロマンティックな要素を排除した快速の演奏だが、そこから深いバッハの世界がきこえてきた。
3 ミシェル・コルボの指揮、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル(5月3日)
バッハ「ヨハネ受難曲」
コルボ独特の世界。柔和でしみじみとして深く心の底に入り込む。
4 トリオ・カレニーヌ (5月4日)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番「幽霊」、シューベルト「ノットゥルノ」
若々しく鮮烈な演奏。一つ一つの音が際立っている。ピアノの推進力も素晴らしい。
5 プラジャーク弦楽四重奏団(5月3日)
ベルク「抒情組曲」、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
とりわけヤナーチェクの疼きの音楽に圧倒された。
次点 オリヴィエ・シャルリエのヴァイオリンと指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団(5月3日)
ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」
シャルリエ独特の味わい深い「四季」
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コメント
こんばんは。LFJの事は日別にコメントさせていただこうと思います。腰痛や肩凝りは年齢によるものだけではありませんし、やたら病院に行っても薬浸けになるだけですから、その前にカイロプラクティクとか整体とかで骨がずれたりしていないか診察と施術をしてもらうのもいいと思います。
投稿: 崎田幸一 | 2015年5月 7日 (木) 23時39分
私も酷い腰痛に苦しめられましたが、整形外科で教わったマッケンジー法と、中山式姿勢矯正ベルトでほぼ完治しました。腰痛や肩凝りだからと軽くみることなく一度整形外科に行かれるといいと思います。崎田さんのおっしゃる整体もいいかと思います。
投稿: かきのたね | 2015年5月 8日 (金) 01時00分
崎田幸一様
かきのたね様
大変失礼ながら、お二人同時に返事させていただきます。
実は、整形外科にも整体にも行きましたし、鍼も灸もためしてみました。我が家には、そこそこ高額のマッサージ・チェアから100円ショップで見つけた小物まで、あらゆる種類のマッサージ器があります。体操もこれまでいろいろと試してみました。ベルトもしばしば着用してきました。腰痛については体操でかなり改善されるのですが、肩凝りは少しも治りません。ますますひどくなるばかりです。
そこで現在すがっているのが、タオル体操というわけです。で、今のところ、効果がありそうな気配があります。もうしばらく続けてみようと思っているところです。
投稿: 樋口裕一 | 2015年5月 9日 (土) 08時11分
血圧はいかがですか?実は、僕は高血圧で月一回は病院で診察を受けてから薬をもらいますけど、ごくたまにですが血液循環が悪くなり肩こりする事があります。
投稿: 崎田幸一 | 2015年5月 9日 (土) 23時01分
崎田幸一様
ご心配いただき、恐縮です。
血圧は高めですが、正常の範囲内ですので、肩凝りの原因ではないと認識しています。私の肩凝りは、ひとえに老化と運動不足に起因する筋肉の衰えだろうと思っています。お医者さんにもそのように言われています。なにしろ、同じ姿勢を続けていることが多いので、そのせいでしょう。
投稿: 樋口裕一 | 2015年5月10日 (日) 16時51分