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父の通夜と葬儀を終えた

 父の通夜を昨日(20151030日)、葬儀を本日(1031日)、無事終えた。父は棺の中に入れられ、焼かれた骨になり、灰になった。

 棺には、一昨日届いたばかりの私の新刊本「バカに見える人の習慣」(青春出版)を入れた。

 最近、妻子は私が本を出しても見向きもしない。読むどころか、本のタイトルさえも気に留めない。父だけは、私の本が出るのを楽しみにし、一応は目を通してくれていた。今回の本も、何度も「いつ出るのか」と聞かれた。まさか、この本が発刊される前に父が死ぬとは思わなかった。だから、死出の旅の途中、ちらっと読んでほしいと思って、棺の中に入れることにした。

 この本は、「バカに見える人」のバカっぽさを描写した本だ。「人間、いろんな場面で、周囲からはバカに見えているんですよ。だから、気を付けましょう」という趣旨の本だ。

この本の中で描いた「バカに見える人」にはモデルがいる。モデルの中にも、私が尊敬している人も含まれる。私が尊敬している人も、時に愚かなことをする。妻子も私自身も、もちろんバカに見える人のモデルだ。そして、父もその一人だ。

 父はとても善良でとても愛情深い人だったが、自分本位だったので、私にはしばしば愚かに見えた。それをこの本の中に書いた。父はそれが自分のことだと気づいたら怒るかもしれないな・・・、そう思いながら何か所か書いた。

 父を怒らせるような本を棺に入れるのはやめようかとも思った。が、怒るなら怒るでいい。死出の旅の途中の父を怒らせてやろう。これが父への私流の愛情表現だ。私が心の底から父を愛していたことを父は間違いなくわかってくれるだろうから。

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