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パーヴォ・ヤルヴィ+ドイツ・カンマーフィルのブラームス3番・1番

20161126日、所沢のミューズ アークホールでパーヴォ・ヤルヴィ指揮によるドイツ・カンマーフィルのコンサートを聴いた。曲目は前半にブラームスの交響曲第3番、後半に交響曲第1番。

 3番については、私はあまり感動できなかった。大好きな曲なのだが、ヤルヴィが少々いじりすぎているように思った。音量のニュアンスをつけすぎて率直な説得力が薄れてしまっているのを感じた。とりわけ第1楽章は、あまりにぎくしゃくしていた。第2楽章以降、だんだんと自然に流れるようになり、特に終楽章は持ち直した感があった。

 後半の第1番はうってかわってスケールが大きくダイナミック。音量のニュアンスもアクセントもピタリと決まって、若々しくて躍動的なブラームスが紡ぎ出された。スリリングでうねって、しかも繊細。様々な細かいニュアンスも、大きなうねりにうまくはまって、不自然に感じない。第4楽章の高揚は素晴らしかった。パーヴォはこうでなくっちゃ!

 ドイツ・カンマーフィルはとても上手なオケ。とりわけ、オーボエとクラリネットの音にうっとり。絃楽器も美しい。

 アンコールは、ハンガリー舞曲3番と6番。これもみごと。いかにもハンガリー的というか、ロマ的に自由奔放な演奏。おそらくパーヴォは即興的に振っているのだと思うが、オケがピタリとついて素晴らしい。昔、父ネーメ・ヤルヴィのコンサートで遊び感覚あふれる棒さばきに驚嘆したことがあったが、それを思い出した。そういえば、パーヴォの顔も父親そっくりになってきた。

自宅から所沢までは、電車を使うとかなり時間がかかるのだが、わざわざ足を運んだ甲斐があった。

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