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スリランカ最終日

 今日は20171018日。16日にスリランカから帰国して2日たつが、スリランカの最終日についてまだ書いていなかったので、ここに記す。疲労と仕事のために、これまで書く時間を見つけることができなかった。

 

 20171015日、朝、ホテル・シーギリヤを出て、シーギリヤの岩山に向かった。

5世紀。カーシャパは王の長男だったが、母は平民だった。王族の血を受け継ぐ腹違いの弟がいた。父を殺し、王位を奪って、シーギリヤの平地に突き出した一枚岩の山に王宮を建てて、そこで暮らした。しかし、11年後、インドに逃れていた腹違いの弟の攻撃を受けて自害した。そのような歴史物語の展開された岩山だ。

 いかにも狂気の王にふさわしい不気味な岩山だ。ホテルのテラスからはっきり見えていた。車でふもとまで行って、そこから山に向かった。

 1000段を超す階段が作られ、頂上まで登れるようになっている。大学の授業のために3階まで階段で上がっただけで息切れがしている運動不足の私には、頂上踏破は無理だろうと思ってガイドさんに途中棄権をほのめかしたが、ガイドさんは取り合ってくれなかった。仕方がないので、腹を決めて歩き出した。ガイドさんとはいったん分かれて、途中で合流することにして、一人で登り始めた。

上りと下りが一人ずつ行き違えるくらいの狭い階段を観光客が行列を作って上る。観光客の半分以上が中国人。ほかはスリランカ人、インド人、西洋人。日本人はほとんどいないようだ。近年になって鉄の手すりがついているので、それほどの危険はないが、すぐ下は岩の崖なので、体力に自信のない私はかなり不安を覚える。ところどころに休憩できる踊り場のようなものもあったので、休み休み進んだ。高齢者もかなりいる。そのためもあって、全体的にかなりゆっくりの歩みになる。私は、自分のせいで列が停滞するのを恐れて、明らかに85歳は過ぎたであろう西洋人を見つけて、その後を歩いた。が、驚いたことに、その御老人は、むしろ私よりも健脚のようで、長く休むことなく歩き続けていた。

岩山の中腹にらせん階段が作られている。それは洞窟に続いていた。そこには色彩豊かな壁画が残されている。シーギリヤ・レディと呼ばれる美人画で、妙になまめかしい5、6人の半裸の女性が描かれている。5世紀に描かれたことは間違いないようだが、この絵の意味は謎のままだという。

洞窟からいったんおりて、ガイドさんと合流し、中腹で一休み。

 シーギリヤとは、「ライオンの喉」という意味で、かつては大きなライオン像があったとされているらしい。ライオンの左右の爪痕の像が残されており、その間を通って頂上に向かった。ここからは踊り場はなく、ずっと上り続けるしかない。またしても、高齢者を見つけて、その後を歩いた。ゆっくりゆっくりだが、ともあれ頂上に到着。かつて王宮があり、カーシャパが自害した場所だ。周囲には平原があり、山がある。風が吹いて心地いい。

 しばらくたって岩山から降りた。足が棒のようになった。つまずきそうで怖かった。

 ガイドさんの車でコロンボに向かった。

足が疲れたことを話すと、「近くにいいマッサージの店がある」とのこと。もちろん、外国人向けの高いマッサージ店なのだろうが、一人で危険なところに行くよりは安心だと思って、誘いに乗った。ホテルの敷地内にマッサージ専用のコテージのようなものが10軒ほどあり、それぞれにベッドがあってマッサージを受けられるようになっている。妙齢の女性によるオイルを使った全身マッサージを勧められたが、私は屈強の男性による足だけのマッサージを選んだ。が、まったく屈強ではないなよなよとした感じの男性がふくらはぎを中心にやさしくマッサージしてくれた。あまり効き目のないやわなマッサージだと思ったが、効果があったのだろう、その後、太腿にかなり強烈な筋肉痛を覚えるが、ふくらはぎは痛くない。

 途中、タンブッラで仏像を見たり、食事をしたり、休憩のお茶を飲んだりしながら、コロンボに到着。コロンボの市内観光。

 夕方、いったんガイドさんと別れて、知人の知人であるコロンボ在住の日本人二人とインディペンデント・スクエア付近にある有名なスリランカ料理の店カーマ・スートラで食事をとった。カレー料理だったが、きわめて洗練された上品な味。驚嘆するべきおいしさだった。とても楽しいスリランカの話を聞いた。

 再びガイドさんと合流。空港にいって、キャセイパシフィックの深夜の便にて香港経由で帰国。日本到着は16日の15時半過ぎだった。

 スリランカについて考えたことについては、そのうちにまた書こうと思う。

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