鈴木優人 BCJの『ヨハネ 』
2018年2月12日、東京オペラシティ・コンサートホールで、バッハ・コレギウム・ジャパン定期演奏会「ヨハネ受難曲」を聴いた。鈴木優人初めてのBCJ定期での指揮。しかも、曲目がバッハの「ヨハネ」とあっては聴かないわけいにはいかない。超天才の凄まじい「ヨハネ」を聴けるものと期待して出かけた。
が、正直にいって、やはり「ヨハネ」は難物だった! もちろん、指揮は全体的にはとてもいいと思う。ものすごい才能! が、所々で停滞するのを感じるのは、私の耳のせいではないだろう。バランスがおかしくなったり、フレーズの整理ができていないのを感じたり。恐る恐る立ち向かっているのを感じるところもあった。
歌手はエヴァンゲリストのハンス・イェルク・マンメルとソプラノの松井亜希がとりわけ素晴らしかった。松井は素晴らしく美しい声で、音程も完璧。バスの加耒徹はとても美しい声だが、低音の音程がちょっと不安定。バッハ・コレギウム・ジャパンの合唱と管弦楽はもちろん素晴らしい。
ただ、実を言うと、「ヨハネ受難曲」は好きな曲で、たびたびCDでも聴いているので、対訳を見ないでも十分にわかって聴けると思っていたら、そうでもなかった。しばしば、何が歌われているのかわからなくなった。十分にバッハを聞きこんでいないことを自覚した。そういえば、最後に「ヨハネ」を聴いたのはいつだったか。この数年間、聴いていなかったような気がする。
また「マタイ」と「ヨハネ」のCDを何枚か聴きたくなった。
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