ポンマー+札響のベートーヴェン6番5番 好きな演奏ではなかった
2018年2月6日、サントリーホールで札幌交響楽団東京公演を聴いた。指揮はマックス・ポンマー。今年の3月で首席指揮者を務めたわけだが、私は、初めてこの指揮者の演奏を聴いた。曲目は前半にベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。後半に第5番(運命)。
結論から言って、あまり好きな演奏ではなかった。
オーケストラは素晴らしいと思った。とりわけ弦楽器と木管楽器はとてもいい。きれいな潤いのある音。オーボエが特に美しいと思った。尾高忠明やエリシュカと演奏するうち、札響は素晴らしいオーケストラになったのだと改めて思った。
ただポンマーの指揮のリズムが私には理解しがたかった。リズムが安定せず、私にはきわめて恣意的に聞こえる。特有のリズムとして魅力的に響くところもあるが、リズムが崩れる感じがして、私はついていけない。「田園」ではまだ気にならなかったが、「運命」の、とりわけ第2楽章でリズムが安定しないと、音楽の構造が曖昧になり、ぐにゃぐにゃになるのを感じた。アンコールはバッハの「アリア」だったが、それも同じ感じ。メロディを強調するあまり、リズムが不安定になっているように私には思える。
明日、私用で関西に行かなければならないので、早々に会場を後にした。
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