« レクチャ―コンサート「ロッシーニの魅力再発見」 ロッシーニの世界を満喫した! | トップページ | 東京二期会オペラ劇場「後宮からの逃走」 オペラの魅力を殺す演出だった! »

札幌で映画「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」をみた

 このところかなり忙しかった。締め切りの近づいている原稿はないが、私生活的に何かとあちこちに出かけざるを得ないし、大学での授業も週に一日続けている。しかも、この2週間ほど遠くに出かけての講演が続いた。

 1110日には山梨県総合教育センターで小中高の先生方への講演、12日に鹿児島に移動して、13日には鹿児島県立錦江湾高等学校の生徒さん500名余りと教員の方々30名くらいに対して小論文についての講演、そして20日には札幌の札幌市教育文化会館で私が問題作成主幹としてかかわっている学研+白藍塾のクリティカルシンキング指導に関するセミナーでの講演。

 札幌のセミナーは20日に終え、市内のホテルに宿泊。20日のうちも窓から雪が見えていたが、21日の朝、かなり強い雪が舞っていた。ホテルから外を見るとうっすらと雪が積もっている! この日は札幌付近を観光しようと思って、夜の東京行きの飛行機を予約していたのだが、この寒さと雪では観光する気分になれない。

 そんなわけで、朝のうちから札幌駅に行って、駅ビルの映画館で映画のはしごをした。最初はMETライブビューイングの「サムソンとでリラ」、あわてて昼食をとってその後、「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」をみた。映画が終わってもまだ時間があったので、駅近くのマッサージ店で1時間身体をほぐしてもらって、新千歳空港に向かった。札幌は雪がほとんど見えなくなっていたが、快速列車から見ると雪が積もっていた。

「サムソンとでリラ」については回を改めて感想を書くとして、ここでは簡単に「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」の感想を記す。

 デヴィッド・カー監督、主演はMr.ビーンをかつて演じたローワン・アトキンソン。ヒロインはオルガ・キュリレンコ。Mr.ビーンは大好きだった。今回もおもしろそうなので機会があったら見ようと思っていた。期待通りのおもしろさだった。

 ジョニー・イングリッシュを主人公とするシリーズはこれが3本目らしい。英国の政府関係のコンピュータがハッキングされ、すべての情報が筒抜けになってしまう。そこで情報のないかつての英国諜報局の退役スパイの1人イングリッシュがアナログの武器で敵に挑んで、失敗に次ぐ失敗ののち、ともあれ敵を捕らえる。007シリーズの大ヒットの後にそのパロディがかなり作られたが、その趣向を継ぐもの。とてもよくできている。まさしく抱腹絶倒。客は20人程度しかいなかったが、私を含めて笑い転げている人がかなりいた。満員だったら大爆笑の渦になっていただろう。

 デジタル社会にアナログで立ち向かうところがおもしろい。デジタル社会の危険性を笑いの中でシリアスに示してくれる。イングリッシュがVRのマスクをかぶったまま街に出て行って大混乱を起こす場面は現実と仮想世界の見分けがつかなくなり、本人は何も気づかないまま危険な行為をしてしまう・・・という現象を実におもしろく描く。チャップリンの「モダン・タイムス」の中の目隠しをしたままローラースケートでデパートの見回りをする場面を思い出した。アトキンソンの演技も素晴らしいし、オルガ・キュリレンコも最高に魅力的。満足のスパイ・アクション喜劇だった。

|

« レクチャ―コンサート「ロッシーニの魅力再発見」 ロッシーニの世界を満喫した! | トップページ | 東京二期会オペラ劇場「後宮からの逃走」 オペラの魅力を殺す演出だった! »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/532807/67406516

この記事へのトラックバック一覧です: 札幌で映画「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」をみた:

« レクチャ―コンサート「ロッシーニの魅力再発見」 ロッシーニの世界を満喫した! | トップページ | 東京二期会オペラ劇場「後宮からの逃走」 オペラの魅力を殺す演出だった! »