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松島理沙のルルにほれぼれ! 河原忠之の音楽は楽しい!

 2019426日、トリフォニーホールの小ホールで「In KAPPA al lupo~河原忠之と愉快な仲間たち~」を聴いた。河原さんの誕生祝のコンサート! とても楽しかった。この上なく豪華な出演者、盛りだくさんなプログラム、楽しい音楽の連続だった! 河原さんの素晴らしい音楽は今まで何度も聴いてきたが、今日は愛すべきお人柄も伝わって、とてもよかった。

 第一部は、河原忠之指揮、石井里乃、岩上恵理加、髙田絢子のピアノによる「ルル」第一幕からの抜粋。素晴らしかった! 

 若手歌手たちによる舞台だったが、全員が素晴らしかった。とりわけ、主役のルルを歌った松島理沙が圧倒的な歌を聴かせてくれた。音程のいいきれいな声。ドイツ語の発音も、私にわかる限りでは素晴らしい気がする。松島さんには、かつて多摩大学のゼミでコンサート企画をしていた時に演奏をお願いしたことがある。松島さんはまだ学生だったが、プロを超す歌を披露してくれた。そして、今回聴いたら、もはや押しも押されもしないルル歌いになっていた! 自分のことのようにうれしい!

 そのほか、シェーン博士とジゴルヒを歌った山田大智、アルヴァの伊藤達人も素晴らしい。「ルル」という難しいオペラをこれほどまでに高いレベルで歌える若手歌手を頼もしく思った。

 第二部は河原がピアノ伴奏をしてのガラコンサート。一部に石野真穂がピアノに加わった。それはそれは豪華な顔ぶれ。河原さんとかかわりのある歌手たちが登場し、見事な歌とちょっとした話を披露してくれた。とりわけ清野友香莉、高橋薫子、林美智子、佐野成宏、佐藤美枝子の歌が素晴らしかった。そして、スペシャルゲストとして、イル・デーヴの方々、すなわち望月哲也、大槻孝志、青山貴、山下浩司の4人。この4人についてはもちろん私は個々には随分と聴かせていただいているが、イル・デーヴとして聞いたのは初めてだった。確かに見た目の重々しさは圧倒的。そして、「マイ・ウェイ」の迫力もすごい! パロディ元のイル・ディーヴォにきっと負けないと思う。

 楽しい時間を過ごすことができた。満足。河原さんは音楽っていいなあ!と心から思わせてくれる音楽家だ!

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