宮田大&田村響のベートーヴェン・チェロ・ソナタ のびやかでスケールの大きな演奏!
2020年1月28日、雪の予報だったが、雨になった。
浜離宮朝日ホールで、宮田大&田村響ベートーヴェン・チェロ・ソナタ全曲演奏会の第一回を聴いた。曲目はベートーヴェンの「魔笛による演奏曲」、チェロ・ソナタ第5番、第4番、第2番。とてもいい演奏だった。
二人の音楽性はかなり似ているのではないかと思う。ロマンティックに思い入れをするのでなく、素直に、のびやかに演奏。思い切りのよい切れの良い音でスケールの大きな音楽になる。細かいニュアンスをつけるよりは、勢いで演奏する。だが、確かな技巧があり、しっかりした構成感があるために、むしろニュアンスが素直に表現されて、深く心に入り込む。とりわけ、若々しいベートーヴェンが現れる。
ともかく、チェロとピアノの両方の音が明瞭で美しい。ただ、ちょっと不満を言うと、それぞれの曲の違いが明確にならない。もっと、曲と曲の雰囲気の違いを強調してもよかったのではないかと思う。
とはいえ、とても素晴らしい演奏だった。とても気持ちがいい。
強い雨の中を帰宅した。
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