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拙著「凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養」(幻冬舎新書)発売

 拙著「凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養」(幻冬舎新書)が131日に発売になる。一昨年に亡くなった妻・紀子の生き方、死に方についての私の考えをまとめたものだ。私はこれまでほとんどの一般書で、社会に対して斜に構えて書くスタイルをとってきたが、本書では真摯な思いを書いている。

 本のカバーなどに以下のような文章が添えられている。これは私自身の書いたものではないが、本書の内容をとても的確にまとめてくれているので、そのまま引用する。

 

『妻ががんで逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず、泰然と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか――。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。』

 

 妻の死というこの上なく私的なことを本にするのにためらいはあったが、これから死を迎える多くの人のヒントになるのではないかと考えて刊行を決めたのだった。多くの人に読んでいただけると嬉しい。

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